5.南の島石垣空港国際線について(一般質問)
令和4年度3月に新石垣空港国際線旅客増築工事が完了しています
工事前は「アフターコロナの石垣及び八重山圏域の起爆剤になる」「観光ビジネスの往来が多大に増え、地域の経済の活性化に寄与できる」「子ども、地域の皆様が世界に羽ばたくチャンス」等と大きく機体させるようなことを言っていました。
ターミナルが完成して既に2年半です。 いまだに国際線旅客施設の本格的な活用が行われていない状態です
宮古島市では5月から、下地空港と韓国ソウルを結ぶ定期便の運航が始まっていますが、石垣市はいまだに定期便は再開されていません。 やっと目処がたった段階です
中山市長は、相変わらず出張を重ね「石垣ー台湾基隆」との定期船就航に向けて、精力的に動いていますが、それよりも先に国際線定期便早期再開に向けて取り組んで頂きたかったです
個人的には8時間かけて台湾に行くよりも、1時間で移動できる飛行機の方が魅力的です
国際線が動いていないにも関わらず、石垣市は石垣空港ターミナル株式会社(中山市長が代表取締役)が行う、国際線旅客施設強化事業に対して補助金を出しています。
令和2年、令和3年、令和4年 3年間で5億2032万円です
運営・管理費の補助金が 令和4年度 3287万円 令和5年度は3890万円です
いまだに休航が続いているのに、「国際線旅客施設強化事業」という名目で、4000万あまりの補助金だけは、ちゃっかりと支払われているというのが理解に苦しみます
市長と関連のある会社に対して、石垣市から当たり前のように多額の補助金が支払われていることに対しては不信感しかありません
「国際線旅客施設強化事業補助金交付要綱」に対して質問を行いました
Q「国際線旅客施設」の定義は何ですか
A 国際線を利用する旅客の乗降、待合、に使う施設 並びに税関手続き、出入国審査及び検疫をする施設
つまり、現在 その定義をなしていない施設に対して補助金を出しているわけです
Q補助金交付対象経費は何ですか
A 清掃費、設備管理費、警備費、水道光熱費、保険料
Q補助金の割合は何ですか
A 経費の4分の3以内
国際線の就航はないが、施設の管理・運営費に5000万円以上かかっているということです。
その4分の3を石垣市が補助金でだしているということです!
Q補助金交付要綱が令和5年度に一部改正されています。補助金の割合が2分の1だったものが、4分の3になっています。
5000万に対して2分の1だと2500万円です。 4分の3だと3750万円です。 金額がかなり大きくなります。
2分の1の補助金でもかなり多すぎると思うが、4分の3に改正した理由は?
ここで、担当職員も市長も答弁できず、前任の課長に聞きにいくということで、長らく待たされました
「補助金交付要綱の中身について聞きます」と事前に、ちゃんと伝えてありました。
要綱が改正されたことを知らなかった様子でした。 金額あんなに大きく増えているのに・・・・
私は、1年3ヶ月前も国際線について取り上げたので、その際に要綱を調べてありました。
ですから、今回、 中身が変わっていることに気がつきましたが、普段は誰も条例の中身を見ることがないし、一部改正することを議会に通していなければ、変わったことに気がつかないと思う
今回の改正は令和5年度に附則部分で市長決裁
割合が変わったことについて、前任の課長がいろいろ説明していましたが、関係者以外誰も知らないうちに シラ~と改正されていたことに対しても不信感しかありません
分かったことは、国際線旅客施設があるだけで、5000万円以上の費用がかかっており、石垣市の財政から4000万近いお金を出しているということ
1日でも早く、国際船旅客施設としての役割を果たして頂きたい!!
地域の活性化に寄与して頂きたい!!