たーたん&熊さん介護日記 -4ページ目

たーたん&熊さん介護日記

96歳の認知症の姑&末期癌と闘って88歳で旅立った舅を同時に介護し、心身ともに強くなったアラフィフ主婦の独り言です。


今日は



地域の公民館主催で開催されている




60歳以上の男性限定




「ホットひと息おいしいコーヒータイム」




という講座にお招きされ




介護体験と終活のお話をしてきました。


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いつもながら



生前の熊さんの悪態を公開し



舅の立場であるお爺ちゃま達に



くれぐれも



私のような苦労嫁を作らないように



最期に いい人生だったと自身で言えるように



後悔のない日々を過ごしてくださいね(^^)



ってお願いしておきました。




講演の後



70代後半の男性から



「長男の嫁に憎まれ口を言うてしもうて、それから嫁が寄り付かんようになってしもうたんじゃ。将来、看てくれとはよー言わん。今ひとり暮らしじゃけど、これから動けんようになったらどうしようかと思うとんじゃ…」



って声をかけられました。



いろいろ事情を聞いて、長男家族さんとのシコリはきっと溶かせると感じたので



嫁の立場としての思いを話しました。




素直になれないお爺ちゃまは



熊さんだけじゃないみたいです






























今日は節分




仕事帰りに寄ったスーパーで




たくさん並んだ恵方巻を見て




蘇った記憶





3年前の1月 熊さんの食道癌が発覚し




手術を受けることを決意した時期




診察帰りに恵方巻のポスターやチラシをあちこちで見て




熊さんがひとこと




「恵方巻き~ぃ、食べるのは今年で最後になるんかのぅ…」




今、思うと…命のタイムリミットを感じていたのかもしれない。




でも、その時の私は




もう最後になってもいいじゃん!今までたくさん巻き寿司食べたでしょ‼︎




って、手術前のセンチメンタルを鬱陶しく思ってた。




そして、節分当日




「なっちゅんよ~!あそこの寿司屋の一番高い恵方巻を、家族みんなの分買うて来てくれ~!ワシがおごってやらぁ」




と気前よく1万円札を出し




「一番高ぇヤツで!わかっとるか!」




って玄関まで追いかけてきて念をおされたっけ…





そして、その高い恵方巻を




喉を詰まらせながら半分ほど食べて




「穴子がええ味しとるのぅ。うめぇけど、もう食べれんわ。なっちゅん食べてくれ!」





って食べかけを私に差し出して





お茶をすすった後、トイレで吐いてた…




その後、手術を乗り越えて10ヶ月間闘病生活を送ったけど




次の年の節分の前日がお葬式になり




恵方巻を食べることはできなかった…






今年は




穴子が美味しい 一番高ぇ恵方巻…ではないけど





スーパーの恵方巻仏壇にお供えしましたよん♪














































熊さんが旅立って


早2年



本日 三回忌の法要を終えました。




自宅で、家族だけの地味~な法事でした



熊さん…生前の悪行のせいか、亡くなってからも 線香をあげに訪れた人はひとりもいません。


親戚さえも、音沙汰なしです。



どんだけ





法要の最後


お寺の御上人からのお説教



「節目の時だけ思い出すのではなく、朝起きて お茶やコーヒーを飲む時に、熊太郎さんを思い、熊太郎さんと一緒にお茶を飲んでください」


「亡くなった人は、自分の存在を忘れられてしまうのが一番哀しいんです」



と、ありがたいお言葉…



「一緒にお茶…」は ご遠慮させていただきたい…


と、痺れた足を撫でながら


心で つぶやく 今なお 鬼嫁の私



熊さんが化けて出ませんように


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