ようやっと | having nothing to do

having nothing to do

日々の出来事を思うままに。

ずっと抱え込んでいた拗らせた恋愛。

ようやっと「もういい」って思えるようになった。

 

リアルで言うなら、すださん・ななさんの話。

フィクションで言うなら推しのドラマ。

 

パートナーを愛し、大切にする姿が

あまりにも私の好きな人のそれとかけ離れていた。

 

いや、気づいてはいたんだ。

違うな、って。

 

本人は否定してたように思うけど

慰みものでしかなかったんだと思う。

私じゃなくて誰でもよかった。

たまたま私が近くにいて簡単だっただけのこと。

 

自分がそんな風に扱われたことを認めたくなかった。

私に対して想いがあると思いたかった。

 

でも、まぁ、彼の行動はそうじゃなかったから(笑)

仕事が忙しいとか家族の問題があるとか

そういうことを理由にしてただけで

私に対して何の感情もなかったんだと思う。

 

学生時代の同級生以上ではなかった。

下手したら単なる知り合いレベルだったかも?

 

雑に扱われていると感じることはたくさんあった。

男性心理がどうとか、恋愛テクニックがどうとかじゃなく

人として扱われてない感じというか。

 

何か相手の気分を害するような言動をしたのか。

相手の事情を考えられていないのか。

だいぶ自分を責めた。

 

色んなセミナーにも行ったし、占いジプシーにもなったし

怪しげなセッションに散財もした。

でも結局、私の恋愛は叶うことがなかった。

 

たぶん、私が心から望んでいなかったからなんだろうな。

謝って欲しかったわけじゃなく、何かして欲しかったわけでもなく

私の存在を否定されたことを受け入れられなかっただけ。

 

恋愛がうまくいかない時に親との関係うんぬん言われる。

愛情があったのかどうかはわからないけれど

ある時期までは生命を維持してもらった。

それが義務からだったとしても、生かせてもらえた。

 

おむつを替え、ミルクや食事を与え、学校に行かせてくれて。

それが一気にひっくり返ったのは大人になってから。

育てた恩を返せと言わんばかりの色んな問題。

今でも時々、思い出して苦しくなる。

 

人の役に立たなくては生きていてはいけないと思ってる。

生きてるだけでいいなんて、いまだに思えない。

 

私は親にもらえなかったものを彼に求めていたのか?

親に与えられなかったものって?

 

たぶん「そのままの私でいい」ということ。

私がさんざん発達障害のある長男に言った言葉。

 

勉強が出来るとか、お金をたくさん稼ぐとか

周りに誇れるような子どもじゃなくてもいい、ということ。

 

残念ながら父はものすごく古い価値観の持ち主なので

結婚して子どもをもち、離婚をしていない妹の方を

立派な娘だと思っている。

 

私がシングルで仕事と家のことをこなしながら

子どもを育てたことも、口では「よくやってる」と言ってくれるけど

妹に対する態度を見てるとね・・・差が激しいんだよな(笑)

 

親が言ってくれないなら、自分で自分に言おう。

ダメな私でも生きていていいのだ、と。

人から雑に扱われることを許さなくていいのだ、と。

 

昨日、色んなデータを削除した。

好きな人のSNSのアドレスとかも全部。

もう二度と会うことがなくても、それでもかまわない。