ホームページを制作する際に、SEOを意識していますか?

ホームページは、ただ公開するだけでは、まったく成果を出せないため、SEOを行う必要があります。

このSEOは、ホームページ制作段階と、サイト運営段階の2回に分けて行う必要があります。

集客力を考えたホームページ制作

何となく制作をして、公開してしまえば、効果が出るということはありません。
基本的には、見込み顧客を集める必要があり、集客ができて初めて期待通りの効果を得れるのです。
「いくら売上が上がってくれたらなぁ・・・」や「月に10本くらい問い合わせがあればなぁ・・」と考えると思います。
売上や問い合わせ数を達成するためには、集客力を高める必要があり、集客力を高めることで、成果を出すことができるのです。
もう少し具体的にご紹介をいたします。
実はある程度の成約率が存在しています。
例えば、0.1%で固定されているのではなく、0.05%から0.12%の間と言うように多少の幅が存在しています。
成約率は、どのようなホームページを制作したかで決まってくるのです。
そのため、単純に訪問者数が増えれば、数としては成果を出すことが可能になっています。
ただ、数を増やすにも限界は存在しているので、ある程度訪問者数になったら成約率を高めなくてはなりません。
そしてこの訪問者数を集める方法としては、SEO、ソーシャルメディア運用、リスティングとユーチューブ広告などがあります。
その中でも最も効率的なのがSEOであると考えています。

SEOに強いホームページ制作とは?

集客対策としてもっとも効率が良いのがSEOだと思います。
理由は、SEOは普通にサイト運営を行っているだけでも、実は効果を発揮できるからです。
そしてSEOには実はWebサイト制作会社の作業とクライアントさまの作業の2つが存在しています。
まず、Webサイト制作会社の作業としては、わたしが勉強をしたのは以下のホームページです。

同じ大阪にあるWebサイト制作会社になるセブンデザインさんは、たくさんのSEO情報が掲載されています。

現在は、別ブログなども見ているのですが、初めてSEOを学んだのはセブンデザインさんのスタッフブログです。

まず、ホームページ制作にはコーディング手法は関係が無いと言われていますが、それは間違いです。

理由は、グーグルなどの検索エンジンの情報収集プログラムであるクローラーを意識する必要があります。

クローラビリティーを高めれば、すべてのページを検索エンジンが見てくれるため、さらなるSEO効果を出せるのです。

もう少し詳しく、ホームページ制作段階とサイト運営段階で行うべき内容をご紹介します。

ホームページ制作時に行うこと

まず、ホームページ制作時に行うこととしては、テクニック的なことで言うと、コーディングの仕方が影響します。
このコーディングの仕方が悪いと、検索エンジンはプログラムを利用して、情報収集を行っているため、円滑に情報をデーターベースに格納してくれないのです。
データーベースに格納してくれないと当然、検索順位は尽きませんので、検索結果ページには表示されません。
そのため、まずはクローラビリティーを高めるコーディングを実施します。
さらには、タグ記述にミスがあると、実は検索エンジンは、正しく各ページの情報を認識してくれません。
タグの書き間違いなどについては、HTML Living StandardとCSS4のウェブ標準が最低条件です。
また、さらには、締めタグを記述忘れなども絶対にあってはなりません。
基本的には現在の検索エンジンは、タグの作成ミスがあったとしても正しく認識はしてくれようとします。
しかし、あくまでそれは検索エンジン次第です。
そうなってしまうとすべてのページでタグが間違えていると、ページは正しく評価され、別ページは間違えて評価をされてしまいます。
この状態になってしまうと、もはやSEOを制御することができないのです。
このように、ホームページ制作時においては、グーグルの認識を正しくすることと、クローラビリティーを高めてすべてのページを認識してもらうことで、高い成果を発揮できるのです。

サイト運営時に行うこと

SEOはホームページを制作しただけで成果を出せません。
確かに話によると昔はホームページを作っただけでも、意外と社名以外の業種名なんかでも上位表示をしていたケースがあるようです。
しかし、わたしが入社した2022年4月から見ていると、そのような事例は1件もありませんでした。
そのため、クライアントさまはサイト運営を継続しなくてはなりません。
サイト運営で行う内容は主に3点です。
  • 新規ページ作成
  • リライト
  • 被リンク
クライアントさまとの打ち合わせで、上記3点を行ってくださいと話すと、たった3点で良いの?!と言われます。
しかし、作業は馬鹿にはできません。
実はカテゴリーとしては3つですが、1つ1つの作業量が膨大になるのです。
そのため、わたしは、まずは新規ページ作成だけを行っていただいています。
現在否定的な意見の方も多くいますが、わたしは100記事を作成して頂いています。
その理由は、グーグルなどの検索エンジンに対して、ホームページは業種名に対して詳しいと認めてもらう対策です。
これがなければ、どんなに良いページを作ったとしても検索順位が付くことはありません。
そして100記事を公開した後、自社サイトの検索順位を確認して、期待通りに上がっているかどうかを確認します。
ここで初めて、ライバルサイトのページ数をカウントしています。
調べ方は、グーグル検索で【site:トップページアドレス】で検索します。
そうすると、そのホームページが何ページあるかを調べることが可能です。
ここでライバルよりも圧倒的に少なければ、新規ページ作成を継続、ライバルよりも多いのに低い場合はリライトと被リンクを行います。
もちろん、この場合であっても新規ページ作成は継続します。
現在の検索エンジンはホームページは〇〇について詳しいと認識するだけではなく、質も見ているのです。
そのため、ページ数が多いということは詳しいとは認識しているけれども、各ページの質が低いのが問題で正しく評価されていないのです。
もちろん、新規ページ作成を行いながらリライトをして被リンク数も増やすので、作業量は少なくなります。
そのため、最も大切なのは継続になっていて、毎日少しずつでも2年でも3年でも続けることで、成果を出せるのです。

根気よくサイト運営を行うことが大切

公開後は、とにかくサイト運営を継続しましょう。
サイト運営ではWebサイト制作会社やSEO業者の指示に従い、適切に行うのが良いでしょう。
上記のホームページ制作 大阪|セブンデザインさんではスケジュールも出しているようです。
わたしも実際にスケジュールを出してみたところ、確かに日々の作業量を打ち合わせの中で調整したほうがサイト運営を継続いただける可能性が高いです。
現在においては、公開だけでは成果が出ず、Webサイト制作会社の指示に従ったサイト運営が効果を発揮します。
もちろん、その指示自体が闇雲で、とにかくサイト運営をしてくれと言うものであれば、もっと突っ込んだ話を聞く必要があります。
どんな記事をどのページで公開すればいいのかや、リライトはどうするのか、被リンクは何をしたらいいのかなどです。
これらを明確にしてから対策を行うことで、御社のホームページは必ず成果を出せるようになっています。
グーグルやヤフージャパン、マイクロソフトのビングなどの検索エンジンは、闇雲に順位を定めているわけではありません。
基本的にはユーザーのためのホームページになっていて、ユーザーのためと言うのをしっかりと理解してからサイト運営を行いましょう。

SEOに強いホームページ制作は必須

SEOに強いホームページ制作は個人的には必須であると思っています。
もちろん、集客はSEOだけではありません。
  • ツイッターやフェイスブック、インスタグラム、ラインなどのソーシャルメディア
  • リスティングやユーチューブ、外部サイト広告
  • 国が運営するgo.jpドメインへの登録
  • リアルでの告知
パッと思いつくだけでもこんだけの集客手法が存在しています。
ただし、もっとも努力量が結果に反映するのがSEOです。
例えばソーシャルメディアで言えば、ユーザーニーズに応えれる投稿が必要です。
ここで応えることができなければ、一切成果が出ることはありません。
そのため、SEOに強いホームページ制作が必須であると考えています。
最後にSEOに強いというのは実はクライアントさまやWebサイト制作会社の勘や経験で行うのではありません。

調査とグーグルサーチコンソールの数値データ

基本的には、SEOは上記でライバルサイトのページ数をカウントする必要があります。
また、ライバルサイトの原稿を読んでみて、どれくらいの質の高いページを作っているかの把握も大切です。
これらを把握することで、御社のSEO作業は一気に効率化することが可能です。
SEOはライバルとの競争になるので、基本的にはライバルよりも優れた質でページ数が多ければ効果を発揮します。
上記対策だけでも実は成果を出せるのですが、これで成果が出なかった場合はグーグルサーチコンソールを利用します。
グーグルサーチコンソールはSEOの分析ツールであり、SEOの数値データをグーグル発で唯一教えてくれるものです。
ツールを利用して、数値データとしてボトルネックになっている箇所を見つけましょう。
ボトルネックを改善し続けていれば少しずつ検索順位は高まってきます。
また、単に問題箇所を発見できるだけではなく、XMLサイトマップとAtom、Feed送信とURL検査が行えます。
これらを行うことで、グーグルのクローラビリティーが飛躍的に高まります。
SEOを行うのであればグーグルサーチコンソールは必須なので、まだ導入していない場合は手軽に導入できるので必ず入れましょう。
ホームページ制作は、公開だけでは成果を絶対に出せません。
さらには、成果を出すための集客手法として最も効率的な対策がSEOです。
最後にSEOは、数値データを見て行うことが重要です。
上記3点を理解して、そして適切な施策を行い続ければ、必ず成果を出せるようになります。
また、SEOにはグーグルコアアルゴリズムアップデートが存在しているため、できれば成果が出始めれば、別に集客施策を行いましょう。

実例

ホームページ制作後に高い成果を出した会社さまがあります。
ホームページ制作後はまずはSEOを行うために、新規ページ作成を行いました。
そして新規ページ作成が100ページ終わった段階で一気に検索順位が高まり、売上も非常に高くなっています。
ウェブマスターさまは、そこでSEO以外にも集客を実施されました。
これが非常に良いタイミングで対策をしていて、実はその直後に検索順位が大幅に下落しました。
しかし、別の集客対策から人を集めていたため、被害はありましたが、致命的ではありませんでした。
リカバリーに時間はかかりましたが、適切にリカバリーを行い、現在では前よりも少し低いですが、前に近い検索順位になっています。
SEOに強いホームページ制作は必須ではありますが、絶対に依存をしない方が良い結果を得れると思われます。