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日本シナリオ作家協会様から

ご依頼を受けて、
わたしが書かせて頂きました

恩師の柏倉先生の追悼文が掲載されました




書店やAmazonで購入出来ます

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丹波道場で学んだ私が、
新劇の人である理由




私は、丹波哲郎の丹波道場出身の俳優です。


このことを、
誇りとして語ることもできますし、
肩書きのように使うこともできます。


けれど私は、
この出自を前に出すたびに、
少しだけ立ち止まります。


丹波道場で学んだことは、
「どこで学んだか」を
語るためではなく、
どう舞台に立つかを、
生き方として引き受けること
だったからです。





丹波道場で出会った恩師のひとりが、
柏倉敏之先生でした。
他には
文学座の岩村久雄先生



先生方から教わったのは、
技術や方法論だけではありません。



むしろ、
「それは、演じているんじゃない。演じているフリだ」

「その覚悟で舞台に立つのか」

そうやって、
俳優の立ち姿そのものを問われる時間でした。
厳しかった。
けれど、正確でした。


その言葉は、
当時の私には重すぎて、
何度も胸に刺さりました。
それでも私は、
その言葉から逃げませんでした。


丹波道場で教えられたのは、
上手く見せる方法ではありません。
誤魔化さないこと。
逃げないこと。
中途半端な覚悟で、舞台に立たないこと。



それらはすべて、
俳優として以前に、人としてどう在るか
という問いでした。

楽ではありませんでした。
簡単に褒められることもなかった。
けれど、その厳しさは、
後になって私を何度も救ってくれました。


【オンナ五人でマクベス】より


私はその後、
さまざまな現場に立ちました。
演出家に出会い、
作品に出会い、
役に呼ばれ、
引き受けてきました。
振り返れば、
人に恵まれてきた俳優だと思います。


けれど、そのチャンスは、
待っていれば与えられ
ものではありませんでした。


稽古場に立ち続けていたこと。
分からないままでも、
その場から降りなかったこと。
怖くても、
引き受けるほうを選んできたこと。
その積み重ねの先で、
声をかけてもらえただけです。



私は、
新劇の俳優になろうと思って
舞台に立ったわけではありません。
ただ、
軽くやることができなかった。
器用に立ち回れなかった。
「それっぽく」済ませることができなかった。
結果として私は、
逃げ道の少ない場所に
立ち続けることになりました。
それが、
新劇と呼ばれる場所だったのだと思います。


新劇とは、
ジャンルや様式の話ではありません。
舞台にどう立つか。
どこで自分をごまかさないか。
その選択の積み重ねです。


丹波道場で学び、
柏倉先生の言葉に鍛えられ、
私はその問いを
今も自分に向け続けています。
丹波道場で学んだ私が、
新劇の人である理由。
それは、
新劇という言葉を選んだからではなく、
そういう立ち方しか、
自分にはできなかったからです。



そしてこれからは、
私がこれまでお世話になった先生方につづき、
誰かにとっての
そんな存在になれるように。
舞台の上で。
稽古場で。
その生き方を、
静かに引き受け続けていきたいと
思っています。








吉三寿華秀さんが
選んでくれた浴衣(稽古着)の出番です❤️ᩚ












次回公演情報


【柏倉敏之 追悼公演】


シェイクスピアアクターズカンパニー


超大作ロングラン公演


長年にわたり、私に演劇の核心を教え続けてくださった柏倉敏之先生への追悼の想いを胸に、シェイクスピアアクターズカンパニーは新たなロングラン公演を立ち上げます。

人は、なぜ生きるのか。なぜ愛し、なぜ傷つき、それでも、なぜ赦そうとするのか。

人間が生涯を通して抱え続ける、その根源的な問いに、真正面から向き合う舞台です


■ 上演作品ラインナップ


◆『ちどり』 ―智恵子抄より―(作:柏倉敏之)


沈黙の奥で震える、魂の輪郭。言葉になる以前の想いを、詩と肉体で立ち上げる一作。


◆『近代能楽集』 ―三島由紀夫―


伝統と現代、静と動。相反する美がせめぎ合いながら立ち現れる、三島由紀夫の劇世界。


◆『マクベス』 ―ウィリアム・シェイクスピア―


欲望、狂気、孤独、そして赦し。血に染まった王の運命を、いま新たな視点から描き出します。


■ 人間の深層へ


いずれの作品も、人生の表層をなぞる物語ではありません。

時代や言語を超え、確かに「人間とは何か」を照らし出す三作品です。

生きるとは何か。なぜ、人は愛するのか。どこまで、人を赦すことができるのか。

その問いを、私たちは舞台という場で、丁寧に、強く、そして美しく掘り下げていきます。


■ 超大作ロングラン公演




出演者募集について


共に「生きる舞台」を創る仲間へ ――


本追悼公演では、
作品と真正面から向き合い、
舞台の中心で 誤魔化さずに生きる覚悟 を持つ
俳優・表現者を募集いたします。 


ここは、
安全に評価される場所でも、 

無難に経験を積む現場でもありません。 


人生の一部を舞台に差し出し、
作品と共に生きることを選ぶ人のための場所です。 



■ 募集概要 


● 募集人数
主要キャスト:8名 


補助要員(新人枠):3名 


演出助手・スタッフ:若干名 


● 応募条件



18歳以上
演劇経験不問 


稽古・本番に責任を持ち、誠実に取り組める方
※経験や技術よりも、作品と向き合う姿勢を重視します。


 ■ 応募について




俳優に求めるのは、
いわゆる「上手さ」ではありません。 


必要なのは、
舞台上で誤魔化さずに立ち続ける勇気です。
この時代に生きる私たちだからこそ、
描ける人間の姿があります。
声を、身体を、思考を、
そして 人生そのものを舞台に投影できる方 と
出会いたいと考えています。



 ■ 最後に



柏倉敏之先生から継承した
演劇の精神を、
私はこの公演にすべて注ぎます。 


 これは、
過去を懐かしむための追悼ではありません。 


未来へ手渡すための芸術公演です。
新たな俳優、
新たな表現、
新たな命が集い、 

この時代にしか生まれ得ない舞台を創りたい。



 📩 応募・お問い合わせ 


sibakimi1600@gmail.com 


この場所で、
一緒に「生きてみたい」と感じた方は、
どうぞお気軽にご連絡ください。
あなたの覚悟に、
この舞台が応えるかもしれません。







https://ja.wikipedia.org/wiki/%E6%9F%8F%E5%80%89%E6%95%8F%E4%B9%8B