ボールポゼッション(ボール支配率)という言葉があります。
サッカーではよく強さの指標で使われたりしますが、僕はバスケットにもこの考え方は適用できると思います。
マイボールの際、ボール保持時間を意識的に長くし、自チームの支配下でゲームをコントロールしようとする試み
ボールポゼッションについてこんな具合に定義しておきます。
僕はゲーム中、このボールポゼッションを上げることを常に心がけています。
ゲームを優位に進める上で絶対に必要な駆け引きの一つだからです。
ボールポゼッションを上げることで、以下のようなメリットが得られます。
・相手のリズムではなく、こちらのリズムでバスケットを展開できる
・相手のテンポを狂わせ、勢いづかせることなくゲームをコントロールできる
・適度に休みながらゲームを運べる
バスケットボールとは自分たちの力を発揮することももちろん大切なことですが、
それと同じぐらい相手に強さを出させないことが重要だと僕は考えています。
むしろそっちのほうが大事なのではないかというぐらいです。
例えば、トランジションゲーム(走るバスケット)が得意なチームに、
ポゼッション(支配率)を意識しないで攻め急ぎ、簡単にマイボールを明け渡すようなことをしていれば、
相手は得意のトランジションをどんどん仕掛けてき、相手の強みだけが強調される展開になるでしょう。
相手の強みを消しつつ、こちらが優位にゲームを進めるテクニックの一つに
ボールポゼッション
の考え方があるのです。
ボールポゼッション(ボール支配率)を上げる具体的な方法については、次回で触れたいと思います。
ちなみにとっても簡単です。
ランキングをクリックして、応援していただけると嬉しいです!