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ありがとうございます
人生の中で一番大変なのは
いつ?
と聞かれたら
何て答えますか?
学生時代?
仕事が忙しい時?
赤ちゃんを育てている時?
家族の中に不調な人が
いる時?
先日読んだ本に
今まで考えたこともない
答えが書いてありました
生まれる苦しみ
「お探し物は図書室まで」
青山美智子 著
キャリアを考えて
30代後半での出産
仕事も子育ても!
と意気込んでいたけれど
ワンオペ育児
会社での配属替え
子どもが生まれてから
全て行きづまっている
ように思えて
こんなはずじゃ
なかった~
子育てって想像以上に
手ごわかった~
図書室の司書に
悩みを打ち明ける
帰ってきた言葉は
お母さんも大変だったけど
生まれてくる赤ちゃんも
相当な苦しみを耐え抜いて
持ちうるだけの力を
全て尽くしたんじゃないか
十月十日
誰からも教わることなく
人間の形に育って
異世界に飛び出してきたんだから
忘れちゃってるけど
人生で一番頑張ったのは
生まれたとき
その後の事は
きっとあの時ほど
つらくない
あんなすごいことに
耐えたんだから
ちゃんと乗り越えられる
というものでした
みんな等しく素晴らしい
今は足踏みしている
子どもたちも
何も力になれていない
気がする
この先どうなるの…と
不安ばかり浮かんで
と自分の子育てに
自信を失くしている
お母さんたちも
みんな等しく
生まれてくる
という偉業を
すでに成し遂げている
そう考えると
一生のうちに
偉業なんていくつも
達成できないよね
って
焦らないでいられるし
わたしは何もできていない
とひどく落ち込むことも
ないのかもしれませんね
小説の中でも
救われるフレーズが
たくさんあります