nabisonyoです。
当ブログにお越しいただきありがとうございます。
本日、無事に『一輪の花を君に』を書き終えることができました。
皆様いつも読んでいただきありがとうございます<(_ _)>
今回はこのお話について書かせてもらいます。気が向いたらお読みください。
このお話は『麗~』のドラマでヘ・スが高麗で亡くなる時に‟牡丹”に反応したところから、王維の一つの詩を引用し『鏡花水月』と『一輪の花を君に』ができました。
二つのお話を読んでいただきお分かりになったかと思いますが
牡丹の別名 ‟王の花” = 陛下
ということで、ヘ・スは王維の紅牡丹という漢詩の花を陛下に例えています。
二つの話の中でヘ・スが高麗で亡くなる時の気持ちが反対です。気持ちの移り変わり。王維の詩の訳も若干変えています。(花を陛下に置き換え、ヘ・スの心を入れて訳しています)
『鏡花水月』は絶望→希望
→私は今、王の花を見て哀しみ愛を捨てようとしている。春の光は陛下が来るはずのないと。わたしを捨てたと分かっているのね?
『一輪の花を君に』は希望→絶望(そんなに絶望してない?)
→陛下を信じ、疑う心を断とうとしている。春の光は陛下の心を知っているから香りを運んできたのよね?
という感じです。皆さんはどちらのお話がお好みでしょうか?ご意見聞かせていただけると大変嬉しく思います
さて、本題である今回のお話の『一輪~』は思っていた話と全然違う話になり、すごく困った話でした。
このお話はイ・ジュンギさんの写真からイメージを受けてお花屋さんという職業を決めたことにより作り出しました。(その写真は限定記事にUPさせていただいています。)
本当はジフさんから会うたびにハジンへ一輪のお花を渡すつもりだったのです。そして最後まで高麗の記憶は戻らないつもりでした。
それなのに最初にお花を渡したっきり、ハジンをペガ様の恋人だと思い拗ねて、気持ちを抑えるために敵視するわ、最終的に記憶を思い出すわ。困ったソ皇子様です
ここまで最初に考えていものと違うお話になるのは初めてでした(笑)
また、29話で高麗時代、ジョン皇子様がヘ・スのために牡丹の花を飾ったことをペガ様は『牡丹は陛下だから、ヘ・スのために飾った』と取れそうな発言をしています。ペガ様はそう思ったかもしれませんが、私的には何も考えずに牡丹の花が綺麗だから飾ったと思っています。ジョン皇子様、そこら辺疎そうだし(笑)
そして、今回の女性陣はミョンオンニとチェリョンしか他の相手役の方が出てこなかったのですが、きっと残りの皇子様方もそれぞれの運命の相手と会えると思っています。頑張れ!皇子様たち!!
最後にもう一つ。
二つのお話に少しだけでてきた‟木蓮”について。
こちらは『麗~』の原作である中国ドラマ『宮廷女官 若曦』に出て来る第四皇子様(ソ皇子様にあたる役)である雍正帝が好きな花として出て来ます。そしてヘ・ス同様に若曦が亡くなるシーンで第四皇子様を想いながら手には木蓮を持っています。
そちらのオマージュとでも言いましょうか。
それぞれのお話で木蓮のお香と展示会用のお花として書かせていただきました
たくさん書いてしまいましたが、ここまで読んでいただきありがとうございました!