香港は感動する街?_【香】の漢字のルーツ | 存在の意味を知る…MOJIKARA×NAME ART(名美NABI)@本田蒼風

香港は感動する街?_【香】の漢字のルーツ

みなさん、こんにちは。

ART書道家の本田蒼風です。

さて、このBlogがUPされいるころ、
私はお隣の国中国は【香港】へ向かうため、

成田空港へ重い荷物をひーこら言いながら運んでいるところでしょう…

そう、

私、今回香港マンダリンオリエンタルHOTELにて開催される

Asia Top Gallery Hotel ART Fair 2011 in 香港に出展します


…ということで、

以前祖母と一緒に観光では行ったことがある「香港」ですが、

今回はお仕事ということで、ちょっと気持ちが違います。ドキドキが大きいかな。


今回は、24日~28日までと滞在は短いものの、予定をぎっしり詰め込んでいますので、
ダウンしないことだけを願っています…。


さて日本を離れる前に…


【香港】の地名にも使われる【香】の文字。

日本では「美香さん」「香奈子さん」「香織さん」


などなど。


もともとどういった意味を持っているのかと言いますと…

まず初めに文字の原型を見てもらいましょうね。


世界にひとつの「あなたの名前ART」作品★名美オフィシャルサイト


なんだか涙を流している人の顔みたいで可愛い★笑


…ですが、

ルーツを調べてみると


上部分は「黍」や「稲穂」などの穀物を表します。

下の部分は、「大きな鍋」または「祝詞を入れる箱(サイ)の中に神様へのお手紙が入っている様子」だそうです。


…で涙に見える部分は、実は、「湯気」だといわれています。


(実は涙かもしれませんがね・・★その理由は後程)


何をしているかというと、

その年に収穫できた穀物を、大きな鍋で煮て「収穫祭」のようなことをしている様子からできたそうです。

今でも、秋になると「実りの季節」となって「食欲の秋」となり、私なんかは「貪欲な秋」になっちゃいますが・・

今のように年中開いていて食糧がおいてある、コンビニやスーパーなどがなかった時代。

秋の収穫は「命を繋ぐことができる宝の季節」だったのですね。

それを「天からの恵みをありがとう」の気持ちを込めて、大きな鍋で煮炊きしたのでしょう。

だんだん火が大きくなってきて、

「初めちょろちょろ中ぱっぱ…」


湯気がほわわ~んと鍋から上へと立ち昇ります…



「わ~何ていい匂いなんだ~。これこそ天の恵みだ~」



そう、一年かけて育てた穀物たちが煮えたときに立ち上った湯気のあまりに香しいことに

嬉しくなって作られたのがこの【香】の文字なのです。




なんとも、おなかが空く(いやいや)、古代の人の心がよく表れている漢字ですよね~。


ですので、


もしお名前に「香」という漢字が入っている方の場合は


「天からの恵み(食糧だけでなく、自分にとって大切なこと全般と考えられるかもしれませんが)」に心から感謝と感動をできる人


というような感じになるのかな?と思います。


だって、私たちが今、どれだけ「欲しいモノ」がやっと手に入ったからって、

感動して「そうだ!漢字を残して、この感動を後世に残そう!」とは思わないでしょ?


でも、古代の人にとってみたら、

それほど「心の底から感動した」出来事だったに違いありません。

そしてそれに感謝して、次にもつながるように…と願ったのでしょうね。


「邪念がない喜び」を大人になってもできる人って、

私は素敵だな~って思っちゃいます。


そういう人は「とびきりの笑顔」もたいてい持っています。(^^)


きっと「香」の文字を名前に持つ人は、


そんな素敵な笑顔をできる人なのだと思いますよ。


あなたの周りの「香」さんはどうでしょうか?






ではでは、きっと私も心から感動し、感謝をできる機会になるでしょう。

だって今日これから目指すは「香港」ですもの。


いってきま~すラブラブ!