おはようございます!
及川です。
さて、タイトルの通り
本日11月21日は
スマブラシリーズ第2作目
【大乱闘スマッシュブラザーズDX】が発売されてから
ちょうど15年となりました。
毎年この時期になると、
ゲームファンの方がTwitterを通じて
お祝いイラストやメッセージをツイートしていますよね。
僕もせっかくなので
DXが発売された時の当時の事を覚えてる範囲で思い出してみようかな?と思います。
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今となってはスマブラというと
ハードごとに新作が出るのが当たり前のようになっていますが、
当時からしたら64の初代スマブラ1本だけ。
完全に1回きりのお祭りソフトの感じが漂っていました。
それは何故かというと
当時、制作者本人である桜井さんが更新するHPスマブラ拳(スマブラの情報を随時発信)を見ていると
『続編は色々と条件をクリアしなくてはならないので
難しいですねえ』
というような内容の
雲行きの怪しい発言も目立ち、
「出ないんだろうなあ」
「64版も相当な作り込みだし、
まだまだ遊べるしなあ」
と続編が出ることを別に期待してませんでした。
それからというもの
数ヵ月は64のスマブラを毎日遊ぶ日々でした。
ある日、大学にいた時です。
友人から急に
「スマブラ2発表されたぞ!!!」ってメールが届いて
度肝も抜かれたのを覚えています。
例のスマブラ拳で映像が公開されていて
良い意味で
作ってる気配ゼロだったから
「桜井さんの大ウソつき!」と、大喜びしました。
スマブラDXが発売されるにあたって
恐縮ながら
僕は
攻略本製作協力に携わらせていただいた事もあります。
懐かしいです。
今、思えば
人生初めてのゲーム関連のお仕事でした。
そこで
好きなことを仕事にする事の弊害や過酷さを知りました。
少し触れると
攻略本を作る上では、
やはり自分が得意なキャラクターばかりを特集するワケにもいきませんからね。
これは当然です。
あとは実機プレイは二の次となり
データ取り作業といった感じでしょうか?
なかなかに大変でしたが、
望んでも関われないお仕事なので
とても貴重な経験で感謝しております。
当時の編集長さんや現場の皆さん、
大変、お世話になりました。
攻略本は
ニンテンドードリームを出版している
『アンビット』から
出ているものですので
よろしければ探してみてください。
スマブラDXは
続編ということで前作と同じノリで遊ぶと全く感覚が違うのでビックリしました。
各所で色んな方が語られてると思いますが、
前作と打って変わって
カービィが上級者向けなんじゃないか?と思うキャラにシフトしました。
理由としては、
攻撃力の低さと吹っ飛びやすさ等があります。
そんなDXの公式大会ですが
ベスト16位入り。
トイザらスで行われた店舗大会では優勝。
ご存知でない方も
いらっしゃると思うので補足させていただきますと、
僕は初代スマブラでは青いカービィを使って優勝し名人となりました。
なのでそんな思い入れのあるキャラクターを使いにくいという理由だけで
DXから急に鞍替えするという事はありませんでした。
共に辛い時代を闘い抜いてきたからこそ、
どの作品でも
青カービィを好んで使い続けているのかな、と思います。
(星のカービィ本編では真っ先にアイスをコピー)
インターネットを通じて
初めて顔を合わせる
ゲームユーザー同士で集まって遊んだこともあります。
僕も人間なので勝ったりするし負けたりする事もありました。
そんな中
「名人よええ」
「名人倒したぜ!名人って名乗っていいスカ?」(スカル団ではない)等、
心無い発言をする人も少なからずいました。
そこで僕は
気付いたんです。
カービィを勝つ為のツールとして使っていたわけではなかったんだよなあ。と。
強くあり続けないと価値がないと評価されてしまうというのなら
それは何てつまらない事なんだ、と思いました。
最も強い人にしか価値を見出だせないというのは
それ以下の人達は単なる数字でしかなくなってしまうのではないか。
だから
僕はαやβのような人間になろうと思いました。
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あれ?今日15周年だから
『スマブラDXおめでとう!』的な軽いコメントで済まそうと思っていたのだけど
どこからか道筋が反れていきましたね(笑)
何が言いたいのかと言うと
今週は
そんなスマブラDXを
気心知れた仲間たちと集まって1日中、遊び倒す約束をしてるんですよ。
もちろん、僕は
一段とたくましくなった
青カービィを引き連れてね!
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初代スマブラ名人/ゲームナビゲーター
及川浩一
@bakisado
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