『パチンコ店のイベントってそもそも何なんだろう』
『何か、いいね』を育てたいナベです。
私が派遣スタッフとしてパチンコ店で働いていた時、よくこんな事を考えていました。
直接雇用でむかし勤めていたパチンコ店はイベントに具体性があり、どういった内容のイベントかお客様にご説明するのも苦ではございませんでした。
ただ派遣会社から派遣されたパチンコ店でイベントを説明するのは至難の技。なんといってもテーマが何だか分からないのです。『新宿地区最強のイベント!』とかいわれても強か無いだろうし…。何かありそうなネーミングではございますが、内実は・・・果たしてどうだったのでしょうか。
――毎日イベントが開催されるパチンコ店 毎日が特別なパチンコ店――
去年の六月、今まで黙認され続けた“射幸心を煽るイベント”が出来なくなりました。
行政はここまで長~い間黙認し続けて、イマサラ感が無きにしも非ず。
ただそんな事言ってもしょうがありません。
『出そうな感』が表立ってアピール出来なくなり、ホールはどこか空虚になりました。
そりゃそうですよね。
毎日、何かありそうな感じが当たり前だったのが一切なくなるんですから。
しかしながら一年経つと『射幸心を煽るイベント“もどき”』が当たり前になりました。
パチンコ雑誌ライターイベントや、『この機種、メンテナンスしました』というアナウンスをして出玉がよく出る調整をしてそうな事を匂わせたり、店頭に『本日 1日です』というポスターをでかでかと貼りその日が特別である事を“告知”してみせたり。
ただ以前よりプロモーションをしっかり打てないのでユーザーの動きが鈍い。
ホールは悩みます。
悩んだ結果、活路を本質的なサービスに見出すパチンコ店が現われます。
もっと接客に拘ろう、と。
ん~マトモ。
そしてそんな動きにあわせるかの様に、接客サービスのコンペティションが盛り上がってきました。
私が知っている限り全国規模のコンペがいくつかあります。
最近グランドオープンに携わった店舗の近隣ホールがとある接客サービスコンペに参加していました。
もともと接客が良いと言われているチェーン店。
店頭に『〇〇に参加してます!』と大々的にイーゼルによって告知されてます。
そして射幸心を否定する文言。
…違和感。
そのパチンコ店の入り口には必ず立ち番がいて(多分基本女性と決まっている)お店の案内を通行人に向けしています。元気さわやかな笑顔。しかもビジュアルも良い。店内に入ると接客が本当に良い。見方によっては形式張っているかもしれないが、それ以上に一生懸命お客様の為に何かしようという姿勢が見受けられる。
素晴らしい。
接客がいいお店が並のパチンコ店と比べ何が大きく違うかというとスタッフの視線が違うんですね。
このお店はスタッフの目線が様々な所にいきます。
色んな所に気を配っている証拠なのです。
結果いろんな事に気づく。
こんな事がありました。
私と目が合ったスタッフがいたのですが瞬間、私は違う物を見てました。
床に落ちていたゴミです。
私も昔取った杵柄か、色んな所を見るクセがあるんです。(笑)
そのクセが店内のゴミを見つけた訳ですが、私の視線を追ってか先ほど目を合わせたスタッフはそのゴミを瞬時に拾っていました。
気づきのアンテナが磨かれると顧客の目線すら自分の目線とするんですね。
素晴らしい。
しかし先ほどの違和感。
接客サービスを全国で競うコンペティションに参加してます!って店頭で打ち出す必要って・・・?
明確にしておきたいのですが、接客サービスのコンペは否定しません。
これをきっかけにサービス向上が図られた、真剣に接客サービスを考える様になった、というケースは間々あるからです。
生み出す力があるイベント。
素晴らしいじゃないですか。
けれども接客サービスのコンペに参加しているという事は顧客に対してどんな効果が期待出来るのでしょうか?
それを打ち出した結果、何が生まれるのでしょうか?
私には具体的な何か、本質的な何かが生まれるとは思えません。
資本主義のサービス業において顧客満足を追い求め、他社との差別化を図るのは当然の事。
良い接客をして当たり前なのです。
そんな中、接客日本一を決めるコンペに参加している!というアピールは、どこか顧客無視を感じずにはいられません。
私はあくまでもコンペ参加は『内向きな取り組み』であるべきで顧客にアピールするものではないと考えるからです。
ガイドブックで有名なミシュランに掲載されているレストランは掲載料を払っていません。調査員が受けたサービス(飲食代ですね)を無料にするのが、強いて言えば掲載料金。もちろん写真撮影はミシュラン側でやります。その結果格付けがされるのです。
掲載され、格付けされるレストランは完全に受け身。ガイドブックに掲載してくれ、格付けしてくれと言ってもミシュランは取り合ってくれません。
コンペにも参加してなくて間違いなく客とみなされた状態でサービスを提供した結果判断されるのが妥当、本来サービスの善し悪しを計るのはこういった形しか成り立たないと思うんです。
『“コンペの為の接客”にならないか?』私の危惧はここにあり、コンペを店頭で打ち出すのは本質ではない、私はそう考えます。
改めて申し上げますがそもそもコンペの存在は否定しません。コンペに参加するも良し。
ただ本質を考えると、コンペに参加しているのを知っているのは店長だけ、上層部だけ。実はコンペに参加していて全国で何位だった、というのがいい。
コンペに参加すれば販促物が提供されるのでしょうが顧客に告知するのは心地悪い。
あ、そうそう、販促物の一つに『NO!射幸心』と書かれた物もありました。パチンコ店であれは笑えない…と思うのは私だけでしょうか?
『何か、いいね』を育てたいナベです。
私が派遣スタッフとしてパチンコ店で働いていた時、よくこんな事を考えていました。
直接雇用でむかし勤めていたパチンコ店はイベントに具体性があり、どういった内容のイベントかお客様にご説明するのも苦ではございませんでした。
ただ派遣会社から派遣されたパチンコ店でイベントを説明するのは至難の技。なんといってもテーマが何だか分からないのです。『新宿地区最強のイベント!』とかいわれても強か無いだろうし…。何かありそうなネーミングではございますが、内実は・・・果たしてどうだったのでしょうか。
――毎日イベントが開催されるパチンコ店 毎日が特別なパチンコ店――
去年の六月、今まで黙認され続けた“射幸心を煽るイベント”が出来なくなりました。
行政はここまで長~い間黙認し続けて、イマサラ感が無きにしも非ず。
ただそんな事言ってもしょうがありません。
『出そうな感』が表立ってアピール出来なくなり、ホールはどこか空虚になりました。
そりゃそうですよね。
毎日、何かありそうな感じが当たり前だったのが一切なくなるんですから。
しかしながら一年経つと『射幸心を煽るイベント“もどき”』が当たり前になりました。
パチンコ雑誌ライターイベントや、『この機種、メンテナンスしました』というアナウンスをして出玉がよく出る調整をしてそうな事を匂わせたり、店頭に『本日 1日です』というポスターをでかでかと貼りその日が特別である事を“告知”してみせたり。
ただ以前よりプロモーションをしっかり打てないのでユーザーの動きが鈍い。
ホールは悩みます。
悩んだ結果、活路を本質的なサービスに見出すパチンコ店が現われます。
もっと接客に拘ろう、と。
ん~マトモ。
そしてそんな動きにあわせるかの様に、接客サービスのコンペティションが盛り上がってきました。
私が知っている限り全国規模のコンペがいくつかあります。
最近グランドオープンに携わった店舗の近隣ホールがとある接客サービスコンペに参加していました。
もともと接客が良いと言われているチェーン店。
店頭に『〇〇に参加してます!』と大々的にイーゼルによって告知されてます。
そして射幸心を否定する文言。
…違和感。
そのパチンコ店の入り口には必ず立ち番がいて(多分基本女性と決まっている)お店の案内を通行人に向けしています。元気さわやかな笑顔。しかもビジュアルも良い。店内に入ると接客が本当に良い。見方によっては形式張っているかもしれないが、それ以上に一生懸命お客様の為に何かしようという姿勢が見受けられる。
素晴らしい。
接客がいいお店が並のパチンコ店と比べ何が大きく違うかというとスタッフの視線が違うんですね。
このお店はスタッフの目線が様々な所にいきます。
色んな所に気を配っている証拠なのです。
結果いろんな事に気づく。
こんな事がありました。
私と目が合ったスタッフがいたのですが瞬間、私は違う物を見てました。
床に落ちていたゴミです。
私も昔取った杵柄か、色んな所を見るクセがあるんです。(笑)
そのクセが店内のゴミを見つけた訳ですが、私の視線を追ってか先ほど目を合わせたスタッフはそのゴミを瞬時に拾っていました。
気づきのアンテナが磨かれると顧客の目線すら自分の目線とするんですね。
素晴らしい。
しかし先ほどの違和感。
接客サービスを全国で競うコンペティションに参加してます!って店頭で打ち出す必要って・・・?
明確にしておきたいのですが、接客サービスのコンペは否定しません。
これをきっかけにサービス向上が図られた、真剣に接客サービスを考える様になった、というケースは間々あるからです。
生み出す力があるイベント。
素晴らしいじゃないですか。
けれども接客サービスのコンペに参加しているという事は顧客に対してどんな効果が期待出来るのでしょうか?
それを打ち出した結果、何が生まれるのでしょうか?
私には具体的な何か、本質的な何かが生まれるとは思えません。
資本主義のサービス業において顧客満足を追い求め、他社との差別化を図るのは当然の事。
良い接客をして当たり前なのです。
そんな中、接客日本一を決めるコンペに参加している!というアピールは、どこか顧客無視を感じずにはいられません。
私はあくまでもコンペ参加は『内向きな取り組み』であるべきで顧客にアピールするものではないと考えるからです。
ガイドブックで有名なミシュランに掲載されているレストランは掲載料を払っていません。調査員が受けたサービス(飲食代ですね)を無料にするのが、強いて言えば掲載料金。もちろん写真撮影はミシュラン側でやります。その結果格付けがされるのです。
掲載され、格付けされるレストランは完全に受け身。ガイドブックに掲載してくれ、格付けしてくれと言ってもミシュランは取り合ってくれません。
コンペにも参加してなくて間違いなく客とみなされた状態でサービスを提供した結果判断されるのが妥当、本来サービスの善し悪しを計るのはこういった形しか成り立たないと思うんです。
『“コンペの為の接客”にならないか?』私の危惧はここにあり、コンペを店頭で打ち出すのは本質ではない、私はそう考えます。
改めて申し上げますがそもそもコンペの存在は否定しません。コンペに参加するも良し。
ただ本質を考えると、コンペに参加しているのを知っているのは店長だけ、上層部だけ。実はコンペに参加していて全国で何位だった、というのがいい。
コンペに参加すれば販促物が提供されるのでしょうが顧客に告知するのは心地悪い。
あ、そうそう、販促物の一つに『NO!射幸心』と書かれた物もありました。パチンコ店であれは笑えない…と思うのは私だけでしょうか?