6/19(日)は野津田へ町田ゼルビア-AC長野パルセイロの試合の観戦に行ってきました。

AC長野パルセイロは昨年の地域決勝で2位という結果を残し、今季からJFLに参入したチームです。
横浜フリューゲルスや柏レイソルで活躍した薩川監督を擁する高い攻撃力を誇るチームです。
昇格したての今季のリーグ戦では、その高い攻撃力でそこそこの活躍を見せております。

この攻撃サッカーを軸とした長野パルセイロ相手に、同じ町田ゼルビアの攻撃サッカーがどう対峙するのか、楽しみな一戦です。

nabetti2116 気の向くままに


この試合、前節のHonda戦に続いてゴール裏から声援を送ります。

今回のスタ飯はこちら。

nabetti2116 気の向くままに

黒ハヤシライスです。
さっぱりとしたルーと肉厚なビーフは見事でした。
惜しむらくはもう少しルーがあればよかったですね。

この試合、スタメンにもベンチにも勝又選手の名前はなく、競技場の外でファンサービスをしている姿が見られました。
(ケガの状態とか、オフィシャルで発表できないものなんでしょうか…)


前半は高い攻撃力をもつ長野が積極的に攻め立てる展開となります。
ゼルビアは耐える時間が続きますが、DF陣が安定しており、長野攻撃陣のチャンスの芽を摘み取ります。

そんな状況下で少ないチャンスからディミッチ選手が決めて先制。
JFLの先輩の意地を見せつけます。

PA内で田代選手が宇野沢選手を後ろから倒したとみなされてPKに。
なんとも不可解な判定です。
(長野サポはそう思わないでしょうけどw)
J1で揉まれただけある宇野沢選手も上手かったと思います。
PKも倒された宇野沢選手に難なく決められて失点。

前半は1-1の同点で折り返します。


後半も序盤は長野ペースで試合が進みます。

時間が経つにつれて長野の攻撃が小休止の状態となり、ボールがゼルビアの選手に渡るようになります。

そして鈴木崇文選手が前の試合に続いてゴールを決めてゼルビアが勝ち越します。

しかし、そんな喜びもつかの間でした。
ゼルビアのペナルティエリア内の混戦から、長野がPKを再度獲得します。
またしても不可解な判定でした。
これも宇野沢選手に難なく決められてしまい長野が再び同点に追いつきます。

これ以降、ゼルビアは選手交代で攻撃を活性化します。
しかし終盤は運動量が急落し、要所でボールをなかなかキープできません。
逆に長野にボールを奪われ、カウンター気味の攻撃でピンチに陥りますが、決定力不足に救われます。

試合はこのまま2-2の引き分けで終了。
町田ゼルビアと長野パルセイロの攻め合いは痛み分けに終わりました。

攻撃的チーム同士の見応えのあるせめぎあいでした。
それと同時に、長野の攻撃を軸としたサッカー完成度の高さを見せつけられた試合でもありました。
もう少し決定力があればゼルビアを倒していたかもしれません。


この試合、とにかく審判が主役の試合でしたw
調べてみたところ、金沢戦でも主審を務めた人だったようです。
(この時も不可解なPKと勝又選手の退場という演出をやってのけています)
審判についてはこれ以上は触れません。
こちらも救われたケースが多々ありますのでお互い様です。
ただ、私自身は選手が主役の試合を見て納得したい、ただそれだけです。
(ちなみにハシゴしたFC東京-徳島では、選手がちゃんと主役でしたw)

問題は審判だけではありません。
今シーズンの傾向なのか、ゼルビアは攻撃への積極性があまり見受けられません。
PA外で横にパスを回してばかり。
結果としてPA内にボールをなかなか持ち込めない、シュートエリアが狭まってしまうといった悪循環を生み出す結果に。
前日のフロンターレの試合を観て思いましたが、やっぱりダメもとで積極的にシュートを撃ったり、縦の突破を試みたりと勇気を前面に出さないと相手の守備はなかなか崩せないと思います。
Sagawa Shigaのような強豪相手ならなおのことです。
このままの攻撃スタイルでは今後の戦いはますます厳しいものとなると予想しています。

そしてこれはどうしようも無い部分がありますが、ゼルビアは90分間で長野に走り負けていました。
長野に決定力があれば、負けていたかもしれません。
前半の長野の選手の飛ばしすぎというくらいの猛攻を見て、後半ゼルビアが運動量が落ちた相手につけ込んで試合のペースを握って得点するという展開を期待していました。
走り勝つことを自負するポポヴィッチサッカーが走り負けたという事実は、私自身大きなショックでした。
今季の昇格も黄信号が点ったのではないかとさえ考えてしまいました。
この走るサッカーは一朝一夕で成り立つものではありません。
運動量の高い選手が育つのを長い目で見守るしかなさそうです。


来週はアウエイで強豪のSagawa Shigaとの対決です。
ひきつづき厳しい戦いとなりますが、勝ち点3をもぎ取ることを期待しています。
そして審判ではなく選手が主役となることもw