6/11(土)、ジェフリザーブズ-ブラウブリッツ秋田の一戦を観に、千葉県成田の中台陸上競技場へ行ってきました。

ジェフリザーブズは今シーズン未勝利です。
しかもまだ得点していません。
課題である攻撃と運動量をどう克服するのか、そして勝ち点を取ることができるのか…

アウェイのブラウブリッツ秋田は、開幕戦でJ準加盟で今季大型補強を図った松本山雅を撃破しているものの、その後は精彩を欠いて16位と不振にあえいでいます。

nabetti2116 気の向くままに


試合開始前は強い雨が降っていましたが、やがて小康状態となりキックオフ。

序盤は五分の展開でしたが徐々に秋田ペースとなり、縦の早い突破で得点を狙います
クロスバーに直撃する惜しいシュートもありましたが得点はなりません

そんな中、予想外の展開が待ち受けていました
ジェフリザの金沢選手の抜け出しがオフサイドだと判断した秋田DF陣の足が止まり、その隙を突いた佐藤選手がシュートを難なく決めて先制。
秋田の選手たちや監督は猛抗議しますが、判定は覆りません。
どこかスッキリしませんが、これがジェフリザの今季初得点となりました。

この後も秋田の攻勢は続きます。
左サイドから上げたセンタリングに小澤選手がヘディングシュート
GKが食い下がったものの、ボールはゴールマウスの中へ。
秋田がすぐさま同点に追いつきます。

前半は1ー1の同点で終了します。

nabetti2116 気の向くままに

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すっかり雨が上がった後半は、ジェフリザが得点の匂いをプンプンさせる攻撃を仕掛けます
左サイドから崩す展開が数回見受けられましたが、得点には至りません。
(ヘディングに手を出してイエローをもらってしまったプレーもありましたねw)

ジェフリザが攻め疲れたところを秋田が逆に攻め立てます。
今までのジェフリザであれば、運動量ダウン→失点→集中力低下→大量失点というパターンでしたが、この日は違っていました。
ジェフリザの運動量・集中力ともに落ちることなく、秋田の得点を紙一重のところで防ぎ止めます。
(シュート二連発を防いだシーンは鳥肌ものでした)
逆に終盤、ジェフリザは身長の高いFW広岡ライアン勇輝選手を投入し、最後まであきらめない姿勢を示しました。

nabetti2116 気の向くままに

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試合はそのまま1ー1のドローで終了。
ジェフリザーブズとブラウブリッツ秋田、ともに勝ち点1を分け合う結果となりました。


ジェフリザは勝利こそはできなかったものの、やっとの思いで今季初得点、そして勝ち点1を手にしました。
90分運動量と集中力が落ちなかったのは大きな収穫だと思います
あとはシュートへの積極性や決定力があれば、初勝利はそう遠いものではなくなるはずです。

秋田は攻守の連携がどこかちぐはぐな感じがしました。
守備は崩される場面が目立ちましたし、攻撃も松田選手が孤立しがちでバリエーションや工夫が足りない感じがしました。
(惜しい場面はいくらかありましたが…)
少なくともこの前の町田ゼルビア戦の時のような「怖さ」はありませんでした。
果たして今後どのように修正していくのでしょうか。
雨の中、遠路来た甲斐があった…そんな面白い試合、面白い雰囲気の成田中台でした。