○S.C.相模原-海自厚木マーカス@麻溝陸上競技場 14:30キックオフ 天気:曇り

5/7(土)は相模原にある麻溝陸上競技場へ行ってきました。
関東2部リーグ、S.C.相模原-海自厚木マーカスの試合観戦です。

nabetti2116 気の向くままに

S.C.相模原はローカルサッカーに詳しい人なら誰でも知っているクラブだと思います。
昨年は神奈川県1部リーグを無敗で優勝し、全社で3位となりながらも、地域決勝の予選でよもやの逆転負けでJFLへの切符を逃したJリーグ準加盟のチームです。
今年こそはと昇格した関東2部で捲土重来を期します。

一方の海自厚木マーカス、こちらは昨季の関東1部で6位と下から3番目ながら、流経大関東1部降格の煽りを受けて行われた入れ替え戦に敗れて関東2部に降格しました。
今季は自衛隊で鍛えられたフィジカルで関東1部復活を目指します。

なお、S.C.相模原が緑、海自厚木マーカスが赤のユニフォームです。

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○S.C.相模原の猛攻にひたすら耐える海自厚木という構図の前半

前半は終始、S.C.相模原が個々の選手の能力に物を言わせて一方的に攻める展開となりました。
選手個々のテクニックの高さでボールをキープし続けてゲームを支配します。

一方の海自厚木は、ボールをなかなか奪うことができず、中盤も守備に入るくらいの必死の守りとなります。
しかしながら、GKの再三も好セーブもあり、かろうじて失点を防ぎます。
この状況下では、得点の匂いがする攻撃やシュートはほとんど見られませんでした。

前半は無得点で終了します。

nabetti2116 気の向くままに

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○SC相模原が1人減ったせいか、後半は五分五分の展開

後半も序盤から相模原ペースで試合が進みます。
しかし後半15分頃、#26八田選手が2枚目のイエローカードをもらい、退場してしまいます。
(気のせいかもしれないが、自分が観に行った試合のほとんどで退場者が発生していますw)

それ以降、相模原は浮き足立ったのか気持ちが守りに入ってしまったのか、球際でのミスを連発する上、相手への寄せが急に弱くなります。
(こういうユルさは昨年と変わっていない…)

そういうこともあってか、海自厚木がボールをキープ展開が増えてきました。
ヨコのつなぎで相手を揺さぶる相模原とは対照的に、タテの突破で相模原ゴールを脅かします。
再三のシュートやコーナーキックのチャンス惜しくも得点には至りません。

相模原も人数が少ない状況を個の力で打開しようとしますが、海自厚木の警告覚悟の守備や前半よりも単調な攻撃のせいでゴールには結びつきません。
せっかくのPKのチャンスも#18斎藤選手がゴールポストに当ててしまう始末。

試合は結局このままスコアレスドローで終了しました。
S.C.相模原0-0海自厚木マーカスという結果でした。

nabetti2116 気の向くままに

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○こういうことはサッカーにはよくあるのだが…

この結果、S.C.相模原にとっては悔しいものとなり、海自厚木にとってはどちらかというとラッキーなものだったのかもしれません。
(それにしてもS.C.相模原の選手たちの、観客への挨拶が素っ気なかったのは気になりました…)

S.C.相模原にとっては、いくら攻めても得点できないという、サッカーには「よくある試合」を展開してしまいました。
「よくある試合」を今季どれくらい減らせるのか、今後の(も?)課題かもしれません。

それに関連してか、選手一人ひとりのプレーが緩やかというか一種の「甘さ」が見受けられました。
(実力差が顕然としているので致し方ない部分もあるかもしれませんが…)
その点をどうにかしないと、関東2部ではまだいいのかもしれませんが、全社や地域決勝といった全国区の大会では厳しい結果になると思われます。

海自厚木マーカスは1部から2部に降格したとはいえ、格上相手(というのも違和感があるがw)に0点に抑えたのは大きいことだと思います。
今後も厳しい戦いが続くと思いますが、持ち前のフィジカルで守り勝つスタイルを保ちつづければ、1部昇格戦線で面白いチームになるのではないかと見ています。

というわけでまだまだ始まったばかりの関東2部リーグ、今後もその動向には注視していこうと考えています。