日曜日は東京カップの一次戦準決勝を3試合観戦してきました。

どの試合も見ごたえのあるものでした。

(今回は写真は無しです。あしからず。)



①青梅FC4ー1慶應BRB(大井第二球技場)
「都一部の青梅FCが都三部の慶應BRBに貫禄勝ち」

序盤は慶應が攻撃の形を作っていたが、徐々に青梅ペースとなり、個人技の高さで立て続けに得点します。

青梅FCは前の試合に続いて圧倒的な力量差で勝利し、都一部3位のパフォーマンスの高さを見せつけました。

慶應BRBは四度目のジャイアントキリングとはならず敗退ものの、今年の東京カップに大きなインパクトを残したチームであることは間違いないと思います。


②三菱養和1(5PK3)1GIOCO世田谷(大井第二球技場)
「GIOCO世田谷が試合終了間際の豪快なロングシュートで追いつき、PK戦の末に三菱養和を倒す」

養和が分厚い中盤と堅い守備で試合のペースを握って前半に1点を先制します。

1点先制されてなかなか攻撃の形を作れなかったGIOCOでしたが、終盤の猛攻から放たれた鮮やかなロングシュートが養和のゴールネットを揺らしました。

都一部1年目のチームが試合終了間際追いつきPKで都一部4位の強豪に勝利した点に、サッカーの面白さと恐ろしさが凝縮されているなぁと感じました。


③東京23FC2ー0東京教員(駒沢補助球技場)
「東京23FCがボールと人が素早く動くサッカーで東京教員を翻弄」

序盤から東京23がテクニックとスピードにものを言わせて積極的に攻め立て、前半終了間際のPKで1点目、後半にコーナーキックからのこぼれ球から2点目を取って勝負を決めました。


東京教員も守備的なカウンターサッカーで応酬しましたが、選手のパフォーマンスの高い東京23には通用せず、ゴールを割ることができませんでした。


スピーディーにボールと人が動く東京23のサッカーに、かつてのFC東京のカリスマ、アマラオ監督の目指すものを垣間見ることができました。



選手個々の能力の高さで勝利した青梅FCや東京23はもちろんのこと、劇的勝利を遂げたGIOCO世田谷、敗れはしたものの数々のジャイアント・キリングを見せつけた慶應BRB、手堅い試合運びをした三菱養和、都2部で心機一転の東京教員、どのチームも東京カップ、リーグ戦と今後の戦いぶりに注目したいところです。