昨日は関東社会人サッカー大会の準決勝を観に、新木場の夢の島競技場へいってきました。
ちょっと遅くなりましたが、書いておきます。

まず第1試合はS.C.相模原-三菱養和です。

nabetti2116 気の向くままに

S.C.相模原(以下相模原)は、個の力で先週の2回戦で東京都1部優勝のtokyo23FCを圧倒しました。
今回もその力を存分に発揮するのか注目です。

一方の三菱養和(以下養和)、開催枠の滑り込みながら、2回戦は千葉教員との戦いをPK戦の末に制しました。
果たして今回も勢いに乗って強豪相模原を倒すのか見ものです。

競技場で練習風景を見てみましたが、やはり相模原のほうが体つきはガッチリしているしている感じがしました。
養和はどちらかというと小柄な選手が多い感じでした。

nabetti2116 気の向くままに

前半は養和がファーストシュートを放ったものの、それ以降は相模原ペースに。
相模原が先制点を入れます。
吉岡選手のドリブルとシュートに反応した水野選手が押し込みました。

養和は失点後すぐに連携ミスを犯してしまい、その隙を逃さなかったジエゴカンポス選手に入れられてしまいます。

養和は続けざまの2失点で浮き足立ったのか、ディフェンスラインが下がりぎみになったり乱れたりと、どこか落ち着きません。
一方の相模原、余裕があるのか落ち着いたパス回しで養和になかなかボールを奪われません。
養和もやっとの思いでボールを取ったはいいものの、相模原の落ち着いた守備にボールの出しどころがありません。
中盤はほとんど相模原が支配している状況です。

nabetti2116 気の向くままに

nabetti2116 気の向くままに

前半は2-0で相模原の一方的な状況の展開のまま終了。
養和は前半ほとんど見せ場を作ることができませんでした。


後半も相模原ペースで試合が進みますが、養和も次第にボールをキープしてパスもつながるようになりました。
相模原はどちらかというと受身な感じです。

しかしその矢先、相模原にPKを与えてしまいます。
蹴るのは好調なジエゴカンポス選手。
さぞPKもうまいんだろうなぁと思っていました。
しかしジエゴカンポス選手の放ったシュートは枠の外。
見事な宇宙開発でしたw

nabetti2116 気の向くままに

攻撃の形ができ始めた養和ですが、疲労の色が見え始めたのか、ディフェンスラインが徐々に下がっていきます。
結局相模原が養和DF陣を翻弄して3点目を取ります。

この後も個の力で勝る相模原のペースで試合が進みます。
養和もカウンターやセットプレーで得点を狙いますが、ゴールネットを揺らすことができません。

nabetti2116 気の向くままに

90分+ロスタイムを終了して3-0でS.C.相模原が三菱養和を得点・内容で圧倒しました。

相模原は決勝進出、養和は3位決定戦に回ることになりました。

相模原はこの大会で圧倒的な力を見せつけています。
やはり全社3位の実力は伊達ではないです。
もはや都道府県リーグのレベルではないような気がしてしまいます。
決勝戦も自分たちのサッカーをやれば勝てるのではないのでしょうか。
スキがあるとすれば…接戦を経験していないという点でしょうか。
大差勝ちが多いのでどこか慢心生じているのかもしれません。
逆に相手チームは接戦に持ち込めばチャンスはあるかと思います。

一方の三菱養和、実力の差をまざまざと見せつけられましたが、下を向かずに3位決定戦で全力をだしてほしいと思います。
3位でも関東リーグ昇格の可能性は残されているので。
開催枠で滑り込んだ運の強さと、激戦区東京都を戦い抜いた勝負強さは存分に発揮してほしいと思います。

次の第2試合は横浜猛蹴-青梅FCのカードです。
神奈川の新鋭vs東京の古豪という対決は見ものです。