「JR EAST Train Simulator」の新しいDLC「仙石線」が本日発売になりました。
ダウンロードしてやってみました。
今回の路線の「仙石線」は、仙台市の「あおば通駅」から「石巻駅」までを結ぶ路線です。
路線の全長は49.0kmとそんなに長い路線ではありませんが、駅数が32と多いのが特徴です。
また、あおば通駅から東塩釜駅まではATACSという信号システムを使って運行しています。
ATACSは埼京線でも使用されています。
車種は205系の4両編成です。
仙石線は一度も乗ったことが無いので、どんな路線なのか楽しみです。
まずは、あおば通駅を出発です。
あおば通駅から陸前原ノ町駅までは地下区間になっています。
あおば通駅を出発してすぐに渡り線を渡って転線し、次の仙台駅に向かいます。
距離は500mも無いくらいです。
仙台駅ももちろん地下駅。
暫くは地下を60km/hくらいで運転して行きます。
そして、陸前原ノ町駅を出発するとやっと地上に出てきます。
地上に出て最初の駅は「苦竹駅」です。(にがたけと読みます)
スクリーンショットではちょっと醜いですが、車両ごとに違う色の帯をまとったカラフルな編成とすれ違いました。
「小鶴新田駅」では0cm停車に成功!
ちょっとうれしい。
仙石線はホーム長が4両分しかない駅がほとんどなのでブレーキのタイミングがほかの路線と比べると難しいと感じました。
さらに進んでこちらは「本塩釜駅」。
右前方にイオンがありますね。
東塩釜駅の手前では、右側に海が見えます。
そしてこちらが「東塩釜駅」です。
ATACSからATS-Psへの切変わりは、駅停車中ではなく東塩釜駅を出発して暫く行った地点で走行中に切り替えを行います。
駅で切り替えた方がゆっくりできるような気がするんですが、なぜ東塩釜駅で切り替えを行わないんでしょうかね?
東塩釜駅を出発後、↑この辺りを走行中に突然、ジリリリリリリリリッ!とベルが鳴ってATACSからATS-Psへの切り替えを行います。
駅でもないところでベルが鳴ったのでビックリしました!
その少し先では、東北本線の線路(左側)と少しの間並走します。
ただし、東北本線と仙石線の連絡線はここではなく、まだ先です。
そしてこちらが「松島海岸駅」です。
駅名から勝手に海が近くて景色のいい駅なのかなぁ。。。と思っていましたが、シミュレーターの映像では海はあまり見えませんでした。
松島海岸駅を出発して暫くすると、再び東北本線の線路と並走するようになります。
そして、仙石線への連絡線が延びてきて、こちらと合流します。
仙石東北ラインの列車はこの連絡線を介して東北本線と仙石線を直通運転しています。
陸前大塚駅の手前。
右側には海が広がり、堤防が新しく作り直されています。
陸線大塚駅から陸前小野駅までの間は、東日本大震災で津波の被害が大きく仙石線が大打撃を受けました。
復旧にあたり、線路を内陸側に移設した区間になります。
陸前大塚駅を出発。
新しく移設された区間なので、カーブも少なくきれいな線形をしています。
こちらは「野蒜駅」です。
旧野蒜駅は津波の被害で甚大な被害を受けました。
津波の被害を受けた旧野蒜駅のホームは当時のまま残されているそうなので、いつか訪れてみたいと思います。
野蒜駅を出発して、大きくなカーブを進むと内陸へ移設された区間が終了。
「陸前小野駅」に到着します。
さらに仙石線は続きます。
終点の「石巻駅」に到着。
石巻駅手前は制限速度が多くて、初見では何Km/hで走行するか四苦八苦!
約30秒遅れで石巻駅に到着しました。
地下区間からスタートして、都市部、住宅街、海、田園風景など、沿線風景がいろいろあって楽しい路線でした。
個人的には、仙石線に乗車する前に運転してしまったという、ちょっと不思議な感じの路線になりました。
今度は、仙石線に実際に乗車する旅に出かけてみたいと思います。
トレインシミュレーターに興味のある方は「JR EAST Train Simulator」おススメです。