楽天家の歩み -41ページ目

音速ラインについての考察

初めて聴いた時、優しい声に激しいギターロックというその組み合わせに

マイブラッディバレンタインを思い出した。

シューゲイザーという、かつて自分がドップリ漬かっていた世界がふと甦る、そんなバンドだ。

ただ、メロディーラインはあくまで邦楽。

そこがまたツボに入る。

まだ過小評価されている気がするが、

ギターの細かな音色、
直線とウネリを使い分けるどっしりしたベース、
手技の多い、スカーンと抜けたドラム、

彼らのバンドとしての力量は何げに高い。


『ナツメ』の最後、ファルセットに移る辺りなど、かなりグッときます。

『街風』、『Our Song』から『冬の空』への流れなど
一度聴けば体を揺らさざるを得ないキラーチューンっぷりは

絶対評価されて然るべき点だと思うんだけどなあ…

藍坊主の透明性についての考察

藍坊主の新譜を聴いて思ったのは、

自らのやりたい・もしくは湧き出てきた音楽性にひたすらに純粋なバンドだということ。

新譜も、ロックとエレクトロニカが気持ち良く共存した内容になっている。


こう書くと、最近ありがちな楽曲スタイルと思われてしまうが(実際、最近はエレクトロニカを無駄に取り込むバンドが増えすぎな気がする)
彼らはその一歩先、いや、別の道を歩んでいる気がする。


美しいピアノに乗るのは哲学的な詞。

しかしメロディーはとてもポップで楽しい。


彼らは自らを抑えることをしない。

だからかっこいいのかなぁ…

聴いててなぜか涙が出そうになるのは、
そんな透明さがあるからなのかもしれないです☆

Plastic Treeの世界観の考察

200705300344000.jpg
今年でもう十周年を迎えるこのバンド。

こんなに独特な世界観を持ったバンドは珍しい。


絵画的でありながら、内省的かつ詩的な歌詞。

音色が細かく重なることにより生まれる世界。


『パノラマ』『雪蛍』『月世界』『睡眠薬』『エンジェルダスト』『まひるの月』
などなど…


数えきれない程の楽曲をリピートして聴き続け、
今だに飽きがこない。

むしろ今尚深みを増していく彼らの曲。


けして枯れない樹、
Plastic Tree