☆今回は大人の試合で審判をしていたので、Jrの試合はほとんど見れなかった。
日本でJrの大会が始まったころは、「Jrで有望だった選手が、大人になる前に辞めてしまう」、「続ける子がいても大人のルールに対応できない」という感じが強かったが、しばらく前からは「Jrで活躍した選手が、そのまま一般部でも活躍する」という流れができてきた。
その意味で、Jr（特にU19）の試合は注目したかったけれど、見れずにちょっと残念。
☆そのJrの試合、某支部長の弁では「結構日本が負けていた」とのこと。
空道のようなガチ殴り合いの競技だと、フィジカル差は大きく出る。大人の部でも、国内予選ではテクニカルな試合展開で勝ち上がった選手が、国際試合で外国人選手のフィジカルベースのラフファイトの前に苦戦する、あるいは苦杯を飲むというシーンも良くあることだ。故東先生は「外国人とやるときは+10cm,+10kg上だと思って戦わないとダメ」とことあるごとにおっしゃっていた。
一般に言って、日本人よりも欧米人、中東人の方が肉体的成長が早いので、U19だとその差は更にきついのかも?!
また更に言えば、外国では「Jrであっても大人と全く同じルールで稽古、試合をさせている」国も多いのに対して、日本はU16までは「顔面パンチなし」。顔面パンチありルールへの適応具合と経験的にも外国人有利。
大人の部でレベルが高かった国は、やはりJrの部でも好成績を上げていた模様（※ジョージア、リトアニア、アゼルバイジャン等）
今回のJrの結果がそのまま四年後の世界大会での勢力分布図になるとは思えないけれど、今後に注目。
☆先に書いたとおり、外国では「子供も大人も同じルールで行う」国も多い。なので世界大会でのU13、U16の「顔面パンチなしという特殊な(!!)」国際ルールへの対応は困難でいつもトラブルの元。
ただその中でもマルタのようにしっかりと順応してきた国もいた。マルタは空道連盟に加入してからの歴史はまだ浅いものの、初のJrの欧州大会を開催したり、その前準備として清水(東)亮汰を招聘してセミナーや合宿を行ったり等々、かなり活発な活動をしている国。今回もU19の他、U16、U13でも入賞者を出していた。努力する国はやはり報われるのだなぁ。
☆インドから初の試合勝利者→入賞者が出たのもトピックス。
過去の国際大会でのインドの成績は全敗。空道以前に「(どんなルールでも良いから)格闘技の練習自体を一切やったことがないんじゃないか?!」と思わせるような低レベルの選手ばかりで、いつも「ボコボコにされて満身創痍で帰国の途に就く」というのがパターンだった。
正直に私個人の本音を言えば、「インドの空道指導者たちに対して怒りの念が止められない」ところであったのだが、今回は大人もJrも「ちゃんとトレーニングを積んだ選手」がエントリーしてきていた。
あとは､､､まだ何かあったかな??
まだあった気もするけど、いい加減疲れてきたので
、次回はプライベートなことをちょっと書いて、世界大会レポートは終了の予定。
おっと、そういえば大会成績(結果)自体をまだ書いてなかったな。
「バウトレビュー」さんのリンクを貼っておきましょう。
https://www.boutreview.com/3/reports/item_91131.html
空手×柔道≒空道。
世界60ヵ国以上に普及している日本発祥の武道です。さいたま市や北本市の近隣で空手や柔道をお探しでしたら、ぜひ一度「空道」も見学に来てください。
技の多彩さ、自由度の高さが魅力です。
プロモ動画
https://www.youtube.com/watch?v=qYiYn9te2nQ
トップ選手の闘いはめちゃくちゃ激しいですが、普通の社会人の方でもちゃんと安全に楽しめる競技です（笑）。
大道塾"TEAM-U"浦和/北本/大宮西支部ホームページ（リニューアルしました
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全日本空道連盟 大道塾 浦和/北本/大宮西支部 (daidojuku.net)
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