今日は北本。参加2名。MさんとYさん。
何かこの間から、Mさんが来てくれてるときにはIさんが来ないし、Iさんが来た時にはMさんが来れないし、、、。何かIさんに野生の勘でも働いているのか?! 「今日行くと何か危険な気がする」とか。
ともあれ稽古。メニューは①基本、②ミット、③立ち組み(タックルの打ち込み)、④マススパー。
今日は私(渡邉)は、今度の日曜日のワンマッチ交流戦の準備の為、日がな一日、一歩も外に出ることなく、机に座りっぱなしで事務作業。
身体のあちこちが凝り固まった形で、最初はなかなか身体が動きませんでしたが、Yさんも大分体力も付き、技術もしっかりして逞しくなってきたので、口頭指導中心に済ませることができて、助かりました。
稽古後に雑談の中で、スタミナの養成法についての話になり、これ、よく生徒に聞かれる話なんですけれど「スパーですぐ息が切れるのは、スタミナ不足だと思うのですが、やっぱり走ったりしないとダメなんでしょうか???」っていう質問。答えはNoです。
究極的に言うと、スタミナっていうのは「技術」、特に「ディフェンス技術」のことですね。
「スパーですぐ息が切れる」って言っている生徒も、例えば小学校一年生の子と組手をするなら、今この瞬間にだって10人組手でも、場合によっちゃあ100人組手でも可能なんじゃないかと。 じゃあなんでそれができるのかと言うと、それはその小学一年生の子の攻撃が怖くないからなんですね。だから空道の技術、特にディフェンスの技術が上がって「相手の攻撃もそうそう怖くない」って思えるようになれば、心肺機能やら筋持久力を上げるような特別な体力トレーニングも、実はそんなには必要ないんです。
(「試合に出て勝ちたい」「大会で優勝したい」って思うならまた少し違ってきますが。)
だから走るのも悪くはないけれど、それよりもまず稽古に来る。それが最優先。普通に稽古していれば、自然に必要なスタミナも付いてきますよ。
「仕事が忙しくてなかなか稽古に行けないから、せめて体力トレーニングだけでも、、、」って場合も、長距離ランニングは、私、あんまり勧めません。「走ること自体が好きだ」、「ランニングが趣味だ」と言うのならそれもいいですが、空道の為のスタミナトレーニングとしては長距離ランニングは「時間 対 効果」で見ると少し非効率ですね。それよりもサーキットトレーニングのほうがいいです。
何でもいいんだけれど、例えば腕立て伏せを20回やって、すぐジャンピングスクワットを20回やる。これで大体1分になります。空道の試合時間は一般で3分、シニアなら2分なので、これを2Rないしは3Rやれれば、試合で闘うためのスタミナは基本OK。延長戦まで考えれば、似たようなやつをあともう1セットできれば、それでもう充分です。風呂に入る前の10分、15分でもできますから、頑張ってください。
ともあれまた皆で明るく、楽しく、稽古しましょう。押忍。
p.s.
総本部のホームページに、私のギリシャ遠征のレポートが載りました。
http://daidojuku.com/jp/2018/10/24/news-80/
超長文で申し訳ありませんが(笑)、他のメンバーのレポートとともに、お時間のある時にでも、読んでくださいませ。
大道塾"TEAM-U"浦和/北本/大宮西支部ホームページ
http://kudo-teamu.life.coocan.jp/
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