19:30からのレギュラークラス。参加者ゼロ。
まぁ、普通の会社は大体 9月末は半期決算で、皆 忙しい時期だろうし、今日は雨も降っているし、大会も終わったばかりで熱心な子達も一休み状態だし、、、。ま、何となくゼロになりそうな気もしていたけれど、実際にそうなるとちょっと寂しいね。
でもこういう時は、自分の為の稽古に集中して、頑張れ、俺。
という訳で、いつものように形稽古。
これはいつも書くことですが、大道塾には「ナイハンチ」「ピンアン」「サンチン」等の空手(唐手)から継承されている形(型)はありません。私が個人的にやっているだけですね。
49歳で選手にカムバックした際、当然ですが、標準的なスタイルそのままで闘っていてはパワー、スピード、スタミナに勝る若い子とは勝負にならないわけで、、、。で、自分なりの創意工夫を組手に加えていく内に、「あれって古武術ですか? 伝統空手ですか???」と周囲から言われるような、独特のスタイルに自然と変化していきました。で、ある時、ナイハンチという形のコンセプト(?)が私の創意工夫した動きに非常に近しいこと、同時にナイハンチをやることによって自分の求める動きをブラッシュアップできることに気がつき、それ以来、形稽古をやるようになりました。DVDやら書籍やらで学んでいるだけの「独学我流」のお恥ずかしいレベルの形ですが、それでも私はちゃ~んと形の動きを使って闘えますよ。 今はナイハンチの他にセイサンという形もやっております。
今日はやっている途中に「セイサンの起勢時に胸を起こすのが(自分ではやっているつもりだったけれど、まだ)足りていなかったな」と気がついて、、、。そこを意識してやってみると、サンドバッグを叩いてみても、おぉ、明らかに威力が違うなぁ。忘れないようにしよう。
深夜クラスは2名。いつものようにAさんとMさん。この2人は何が何でも稽古に来ますね。素晴らしいです。頭が下がります。
Aさんには、先週から始めたナイハンチの指導を、今日もまた。
先に書いたように大道塾には形の稽古は原則存在しません。それ故、生徒に対しては「大道塾の先生として、大道塾の標準スタイルを指導する」だけで、これまでに得た形に関する知識と実践は、あくまで自分独自のメソッドとして留め、人に指導することはありませんでした。もちろん秘密主義者でもないから、人から質問されれば答えはしてましたけれどね。 でもこの度、Aさんから初めて「教えて欲しいです」と乞われ、「これは断れないな、、、」と。
Aさんは年齢が今年で57、、、だったかな? 私よりも年上。大道塾でも弐段をお持ちですが、更にウチに入門以前には柔道を30年されていて、そちらでは四段の持ち主。大道塾の中に限って言えば私が先生ですが、人生でも、武道でも「大先輩」です。で未だに「もっと上手くなりたい」「もっと強くなりたい」との情熱を継続して、どれだけ忙しくても週に1度の稽古を欠かさず道場に通ってきます。
そんなAさんが「今の自分の動きに限界を感じています」、「今の稽古を続けていくことで、これ以上強くなれる気がしないんです」と言い、「昔から受け継がれてきた形(型)には『何かがあるんだろう』とは思いながら、でもその何かが分からないので、教えて欲しいです」と乞われたら、、、これは断れないでしょう?!
なので自分の禁を破って、先週からAさんにナイハンチを指導しています。今日も約30分、説明を挟みつつ、一緒に形稽古。お疲れ様でした。今やっていることが、求めているものに繋がるかどうかは分かりませんが、応援しております。頑張って下さい。押忍。
"カンフーマスター"Mさんとは、例によってガチマス。Mさんと組手をすると、自分の動きの遅さが切なくなるなぁ。
それこそAさんの言葉じゃないけれど「今の自分の動きに限界を感じている」なぁ。もっと質的にレベルアップをしていかないと、、、。
私も頑張ります。押忍。
大道塾"TEAM-U"浦和/北本/大宮西支部ホームページ
http://kudo-teamu.life.coocan.jp/
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