※閉会式にて大会講評を求められ、発言しておりますが、ほぼ同じ内容です。
【審判団】
今回初めて審判に入ったり、あるいは以前から審判をやっていても「初めて主審を任された」といった方もいたかと思います。
その際、新しい役割に問題なく対応できた人もいたでしょうが、「いや~、パニクっちゃって、何をどうしていいか分からなかった」等という方もいたかもしれません。が、厳しいことを言うようですが、それではダメです。
例えば、今、多くの皆さんは会社員でしょう。会社には、平社員がいて、係長がいて、課長、部長もいます。その際、例えば「今日から君、課長ね」と言われて「課長って何をすればいいんだ???」と思ってしまうようではダメですよね?! そうではなくて平社員や係長の時から「今の会社の問題点はどこだ?!」と考え、「もっとこうしなければいけない」、「俺がもし課長だったら、会社をもっとこうする」と、そういう意識で働いていなければいけないし、そういう意識がある人が実際にも仕事を任され、出世していくものだと思います。
だから皆さんも「これまでやったことが無かったから、、、」ということではなくて、「次は、将来は、任されることになるかもしれない」と思い、「そうなったらどうするか?」と普段から考え、備えておいてほしいと思います。
特に、審判の皆さんは、普段は支部長、指導員として、生徒、後輩達に向かって「昇段、昇級を目指せ」、「もっと大会で好成績を得られるよう頑張れ」等と、より向上を目指していくよう、はっぱをかけているのではないかと思います。ならば自分自身も、選手を引退しても、今度は役員、スタッフとして向上を目指していく、頑張っている、そういう姿を生徒、後輩達に見せられるようにして下さい。
【一般部、シニアクラス】
今大会でも、裸足のまま廊下に出て、シャドウ等のアップを行い、そのまま足裏を雑巾で拭くようなこともなく、試合場内に戻る選手が数多く見受けられました。それでは土足で道場内を歩き回っているのと何ら変わりません。
そういった部分をないがしろにしておいて「私達は武道をやっています」というのは、ちょっとあり得ないんじゃゅないかな、と。
この問題は、前回の総本部の大会レポートでも指摘を受けていたはずですが、全く改善の兆しが見られないのは極めて情けないことです。
猛省を促したいと思います。
以上で大会レポートは終わりです。
いろいろと手厳しいことも言わせていただきましたが、ご容赦の程を。
この武道、空道をより良いものとして行けるよう、塾生皆で力を合わせて頑張っていきましょう。押忍。
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http://kudo-teamu.life.coocan.jp/
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