【講評・余談】5/13、北斗旗全日本体力別選手権 その2 | (社)全日本空道連盟 大道塾“TEAM-U”浦和/北本/大宮西支部のブログ

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《男子-230》

全階級を通じて最大の激戦区と思われた-230クラスにおいて、本命と見られていた目黒選手(長岡)が優勝=四連覇を達成。一回戦では寝技の打撃(※寝ころんだ状態からの回し蹴り!)でダウン=「有効」を奪い、二回戦では絞め技の一本勝ち。決勝では新鋭 菊地選手(横浜北)をメッタ蹴りにして「効果2」を奪っての本戦決着という内容で、結果、北斗旗=最優秀勝利者賞も獲得。普通、打撃格闘技の世界では「打撃力:被打撃耐久力」は体重が増えるほどその差が大きくなるものだ。つまりは「軽量級よりも重量級の方がノックダウンの確率が高くなりやすい」ということだが、その意味からしても、軽量級のストライカーである目黒選手が北斗旗を取るというのは凄いことだ。驚異的な身体能力をベースにした圧倒的攻撃力に加え、経験も積み重ねてきた目黒選手は今が全盛期かも?! 世界大会での活躍を期待したい。

その目黒選手に唯一明確なポイントを与えなかった(?)のが準決勝で対戦した末廣選手(吉祥寺)。さすがは全日本を3度制したベテランと言ったところか?! 別ブロックで審判をしていた私(渡邉)は詳細に見れなかったのが残念。(T_T)

2位に入った菊地選手は小芝選手(関西宗)、中村選手(御茶ノ水)らを退けての決勝進出。(この辺の試合も見れず。(ノД`)・゜・。)次世代エースのポジションに名乗りを上げた形か?! また入賞こそ逃したものの、小野選手(塩釜)は末廣選手から「効果」を先取する健闘を見せ、星選手(仙南)は目黒選手に臆せず攻め込み「おぉっ?!」と思わせるシーンを作り、、、と10代選手はいずれも良い内容を見せた。

反対にベテラン勢は少し、良い結果には繋がらなかった選手が多かったか?! 打撃系でも組技系でも、格闘技全般の傾向として、重量級の方が選手寿命が長いのが一般的。年齢が上がると真っ先に衰えてくるのが反射神経とスピードで、軽量級は闘いの中でそこに掛かるウエイトが大きい為だ。反対に、筋力は維持が比較的簡単な為、パワーでスピードを凌駕できる可能性が高い重量級では選手寿命が長くなる傾向がある。ところが面白いことに、空道では軽量級がもっとも出場選手の平均年齢が高い時代がしばらく続いていた。選手個々人の努力もさることながら、それ=年齢によるフィジカルの衰えを、創意工夫した円熟の技でカバーすることを可能とするこの「空道」という競技の可能性があればこそだが、来年以降もJr上がりの選手は次々と出てくるだろう。このまま一気に世代交代が進むのか?! はたまたベテラン勢がもうひと踏ん張りを見せるのか?! 特に現55歳の“鉄人”上野選手(総本部)はどこまで闘い続けるのか?! 世界大会はもちろん、世界大会が終わってもいろいろと要注目の階級である。

 

優 勝:目黒 雄太

準優勝:菊地 逸斗

 

 

 

 

《男子-240》

To be continued !

 

 

 

 

 

 

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