昨日、昇段審査(リブログ参照)の帯が届きました。
来るまでは「まだかな~?! 早く新しい帯来ないかなぁ~
」などと無邪気に(?)思っていたのですが、実際に帯が届いて、認定証の連番を見たらドキッとしました。

第18号(?!)大道塾の40年近い歴史の中でわずか18(!?)
やばいです。私がこの帯を巻くのにふさわしいのか(?!)そう自問しますが、全く自信がありません。はっきり言って、その重さに少しビビり気味です。今更ですが、、、。


ただ私自身、昇級昇段した生徒によく掛ける言葉がありまして、、、。
「今、例えば幼稚園児がいるとするでしょ?! その子が年長さんで、4月から小学生だとする。でもそれは、その子が小学生らしいから小学生になるんじゃないんだよ。単純に『もう幼稚園は卒業だよ』っていうだけ。
だから4月になってもその子も最初は全然小学生っぽくないんだよ。実際、幼稚園児と全く変わらない。でも親とか周囲から「ほら、もうお兄ちゃんなんだから
」とか、「もう幼稚園じゃないのに、そんなことしてると恥ずかしいぞ~
」とか、いろいろ言われてく中で、だんだんとその子もしっかりしていく、小学生らしくなっていくっていう訳で。


そういう意味で言うと、今○○君は新しい帯をもらったけれど、それは『その帯にふさわしい実力(あるいは実績、人間性etc)が、君には今、既にある』からその帯もらったわけじゃないよ。単純に『もう以前の帯は卒業でいいよ』ってだけ。だからその新しい帯にふさわしい自分になれるように、これからまた新たな気持ちで稽古頑張ってね
。」

今、一生懸命、同じ言葉を自分に言い聞かせています。「この帯はまだお前にはふさわしくないぞ(ふさわしくなくてもいいんだ)。だからもっと頑張れ!
」と。

これから7年掛けて、この帯が似合う自分に成れるよう頑張ります。
皆様、これからもご指導、ご鞭撻の程、よろしくお願い致します。
押忍