北野天満宮の東側、通称上七軒通りを中心にした街が京都最古の花街、上七軒である。でも京都人でも知らない人がいるのだ。一方通行の通りを入って行くといわゆる住宅の京町屋ではない町屋が連なっている。郵便局も町屋である。少し入りにくいかもしれないお店は、普通の洋食屋さんであったり、路地に入ってもけっこう有名なお店があったりする。お茶屋さんに並んで、普通のお店がある風景、軒先に下がる街の紋入りの提灯、まさに京都の花街の通りなのです。ほら路地からダラリの帯の舞妓さんが急ぎ足ででてきました。軽く会釈をして、忙しそうにすれ違っていった。いつの間にか提灯に明かりが灯り、一層に花街の雰囲気は最高頂、更に二人の舞妓さんが又軽く会釈をして、急ぎ足で通り過ぎて行く。家の前に出ていた人と軽く会話を交わし、又又忙しそうに去っていった。上七軒の夕暮れどきのことでした。一度上七軒に行ってみませんか？！。