当代の幸四郎は芝居を見ると線が細いという印象だったが、映画という枠で観るとあまり感じられない。

風格すら感じた。

それにやはり歌舞伎役者、所作が美しく格好良い。時代劇はここに大きな違いが出る。衣装も美術も申し分ない。

さすが松竹衣裳。

安心して観ていられる。

染五郎も初めていい役者だと思った。


なんと言ってもチャンバラはいいな。

合羽姿に三度笠が相場だけど、

長谷川平蔵の網代の笠に着流しの着こなしが、思わず高麗屋と声を掛けたくなるほど板についてカッコ良い。  


やっぱり大画面でみたいものだ。




極楽湯和光店


泉質は良い。ただ掛け流しではない。

塩素の匂いが結構する。

アクセスが良いので、また行こう。




萬金丹           談春

百川               談春

中入り

慶安太平記

膳逹の旅立ち

〜宇津ノ谷峠  談春


宇津ノ谷峠をやるというので切符を買った。

萬金丹は小さん、百川は圓生のオマージュだそうだ。


中入り後に宇津ノ谷峠。

う~ん、期待していたものではなかった。地名の言い立てのドライブ感、火花が散ったときの緊張感。あれを聴きたいのだが…。

しかし、儲けの少ない宇津ノ谷峠を人気落語家の談春がやってくれただけでも、有難いと思わなければならないのであろう。


随分空席があった。


来月の小猿七之助が楽しみである。