中2、5月の最終日。

Mちゃんから、「この問題がわからないので教えてください」とご質問。

 

昨年度、できるようになったはずの、

おうぎ形の面積、弧の長さ、中心角を求める問題。

半径と、この3つのうちどれか1つがわかっていて、他の2つを求める問題。

 

 

…なるほどなぁ。

わからなくなるんだねぇ。

 

 

Mちゃんはこだわりがあるので、定型に慣れれば強い。

 

問題に取り組んでもらううちに、ある傾向がわかってくる。

 

  • 面積を求めるのが好き。(弧の長さと面積を求めなさい、という問題でも必ず先に面積を求める)
  • 面積が好きすぎて、弧の長さを求めるときにもπr2にしてしまうときがある(2πr が正解)
  • おうぎ形の弧の長さと、円の周の長さが対応していることをときどき忘れる
    (弧の長さが与えられているときに、面積や中心角を求めよ、と言われると、ちょっと困る)
  • 比例式で求めるか、おうぎ形が円の何分のいくつかを求めてその分数を利用するか、方針が決まっていない

 

ということで、終盤は徹底的に、弧の長さがわかっているパターンばかりを練習してもらった。

 

1つがわかっていて、他の2つを求めなさい、という問題が多いので、

毎回比例式を解くより、分数を求めてそれを使う方針も決まり、その解法で安定してきた。

 

 

しかし。

新たな問題が。

 

  • 3分の1、なら間違えないが、8分の3、のように分子が1以外のときは、8分の3なのか3分の8なのかわからなくなるときがある

 

…なるほど。

 

 

1で円。

3分の1で、円の3分の1の、おうぎ形。

 

 

この感覚があれば、分子は必ず分母より小さい、というイメージが維持できる…はず。

そう思って、そのことを説明。

 

 

数学的センス、ということをときどき思う。

 

360度の3分の1が、60度になってしまったとき、「ずいぶん小さくない?」と思わず訊いてしまった。

そういう違和感が、答えを出した瞬間に、感じられるかどうか。

 

分子のほうが分母より大きいと、円より大きいおうぎ形になってしまう。

そういう違和感が、感じられるかどうか。

 

 

 

今のところ、中心角360度を超えるおうぎ形は、扱わないですからね…。(先々出てきますが)