先日こんなブログを書きましたが↓





消費をすればするほど満足いかなくなる(カロリーの高いもの、甘いものを毎日たべないと気が済まない)





でも今の食事がありがたいものだと思えば自ずと余分なものを食べなくなる。キラキラキラキラ





この気づきは実はこんな本からえたものでもあります。↓









暇と退屈の倫理学




人間がいきていく上で避けられない暇と退屈に向き合い、考え、うまく付き合えば人生がより良いものになるんではないだろうかという哲学の本です。(ざっくり)




この本の中でよく比較される二つの言葉があります。




それは


消費浪費



この本によると、


消費は欲求が満たされず、消費すればするほど満足しなく不幸になります。





    

消費

例えば、承認欲求や周りに見せつけたいがために、ブランド物を欲しがるとします。でもいくらブランド物を頑張って買っても、また新しいモデルがすぐ出る。もし他の人がもっと良い物を持っていたら自分も買わなくちゃいけない気分になる。この欲求は止まることを知らずに、買っても買っても満足することはありません。むしろ周りばかり気になって幸せからは遠ざかっていきます。




それに対して浪費は、手に入れば満足でき、それ以上欲しがることはなくなります。





    

浪費

同じブランド物を欲しいとしても、もし自分の気に入ったデザインで本当に欲しいものだったら、頑張って買った後も大事にしようと思います。新しいものをすぐ買おうとはせず、そのブランド物を大事に使って何年も持ち続けます。




この本を読んでから、自分のこの行為は“消費”なのか、“浪費”なのか、よく考えるようになりました。




そしてそれは、食べ物にも当てはまるんじゃないでしょうか。




本当に食べたくて食べてるのか、食べるのが当たり前だから、口淋しいから食べてるのか。






ここに注目すればフードロスの問題にもつながっていく気もします。





私の価値観を広げてくれた一冊です↓