新建材のない世界！

青梅に行った時に撮った写真。

茅葺の日本家屋ですが、美しいですね～
とても気持ちが、穏やかになります。

もちろん、現在使われている建材と比べると、耐久性もメンテナンス性も悪く、家自体の断熱性も悪いですが、それらだけで語れない魅力がありますね。

人間は、昔から「便利イコール幸せ」と考え、いろんなものを発明してきました。

でも、「便利イコール幸せ」って、正しいのかな～と誰もが疑問に思ってるのでは。

家も、耐久性だ、メンテナンス性だ、断熱性だと追い求めて、どんどん味気ないものになってるし。

全然話は違いますが、先日ＮＨＫスペシャルで、ＡＩの特集やってました。

もちろん、発明者や研究者は、それが人の生活を便利にし、人を幸せにするものだと思い、日々研究していると思います。

でも、あのＡＩが日常的に使われる世界が、本当に幸せな世界なのかな～と。

昔、洗濯機が発明された時、洗濯と言う家事の負担が低くなり、人にとって便利だな～と、誰もが実感できたんだろうなと思います。

携帯電話が出来た時、すごく便利だけど、ちょっとマイナスの面もあるかな～って思うけど、プラスの面の方が大きいので、ま、便利で幸せって部類にかろうじて入るかなな。

スマホ、これも便利だけど、この辺りから、「便利イコール幸せ」がグラグラ揺らいでくる気がしてきて。

ＡＩは、便利は便利になりそうだけど、絶対に幸せになれそうな気がしない。

「足るを知る」という、人間が幸せに生きていくとても重要なキーワードを、もっと意識しなさい！
と、教えてくれている様な。

古い日本家屋を見ると、いつもそのそんな気持ちになります。