元旦は、大好きな街仙台で迎えた2010年
私の両親と弟夫妻・私たち夫妻の6人で、元旦の夜の食事をともにしました
雪の降る中、仙台の奥座敷・自然豊かな茂庭(もにわ)へ市内から車で20分程度離れているのですが、到着するとお庭が雪景色になってお出迎え
母が以前食事に行き、それ以来また行きたいナとずーっと言っていたこちら。
旧伊達邸 鍾景閣
100年以上の歴史を誇るかつての伊達家の邸宅であったこちらは、地元の食材をたっぷり使った伝統の「箪笥料理」が頂けるの
以前、母がランチでうかがった際のお料理が素晴らしかったと、何度も話を聞いていたので・・・私も次第に言ってみたい気になる存在だったこちらに、ついに足を運ぶことができました。
今回、元旦ということでお献立は1種類のコースのみ、ということで、そちらを予約致しました。
お献立 睦月
食前酒 金柑サワー
美しい器に、私も母も感動内側のお花柄がかなりツボ!お味は甘めのお酒でした。
先付
数の子粕漬け きくらげ
青ばた豆 菜の花
器の内側がゴールドだったり、金箔がお豆にあしらわれていたり、とお正月らしい風貌。
青ばた豆も、土地の食材で懐かしいお味です。
前菜
柿なます 田作り 海老煎うに 小倉蓮根 松かさくわい 梅人参 伊達巻卵
鶴亀の器のふたをはずしますと、このように田作りと柿なますが入っております
先付けといっしょに・・・
三方に乗ったお食事を塗りのお盆に・・・と、日本の美!そのものですね!
お料理も、一つ一つ本当に丁寧に手が込んでおり、じっとながめてしまいます
お椀
仙台雑煮
焼きはぜ ひき菜 なると せり いくら 焼餅 柚子
今回のお雑煮のおだしは焼きはぜ。立派なはぜです。
臭みが感じられず、いいおだしです
そして、実は私はお餅が苦手なのですが、このお餅は大きさも上品で、かつかなりのコシがあって噛みやすい(噛みどころのない感じが苦手なので)、噛み切れるお餅でおいしかったのデス。
仙台では四角いお餅を焼いて、お雑煮に使います。
向付け
鮪 ボタン海老 めかじき
すみません・・・お写真を撮らず頂いちゃった脂の加減も上品で、おいしく頂きました。
さて、いよいよ箪笥料理!
こちらに収まる形でお料理をサーブしていただきます。