ギリギリの高校か、余裕で入れる高校か
こんにちは、自律学習塾ルックアップ代表の渡辺です。
中学生は定期テスト前日になりました。
今日は「ギリギリの高校か、余裕で入れる高校か、進学するならどちらがいいと思いますか」と言う質問に答えます。
ギリギリの高校か、余裕の高校か
ギリギリの高校か、余裕で入れる高校、進学するならどちらが良いか
ギリギリの高校か、余裕で入れる高校か、進学するならどちらがいいと思いますか
前提としては、願書を出す直前ならともかく、5月の段階では「よりレベルの高いところを目指す」というのが正解です
それはどうしてですか
初めから余裕のところを目指していたら、その余裕と思っていた高校にさえ届かなくなる恐れがあるからです
確かに油断大敵ですもんね
はい
直前になって、
ギリギリ合格できないでもない高校と、
余裕を持って合格できそうな高校のどちらを選ぶか、
というところまで精一杯頑張った
さらに、志望校に求める他の条件、例えば家からの距離とか、入学してからやりたい部活の有無などはどちらも良く似たもので差がないと仮定します
はい。純粋に入学試験の合格基準の差だけで判断する前提ですね
そうです
その場合、単純に合格できるなら上位の高校がいい、と言い切れないのは、入学してから勉強についていけないことを恐れるからですね
そうですね、せっかく憧れの高校に入ったとしても、中で落ちこぼれてしまえば、楽しい高校生活は過ごせない、と不安になる気持ちはわかります
話を3年先まで考えれば、どちらが大学進学に有利か、つまり(自分の中の)上位校で底辺層になるか、下位校でトップ層になるか、どちらが大学進学にとって有利か、と整理して間違いないと思います
なるほど
この場合、明確な答えがあって、余裕を持って合格できる高校でトップ層になる方が良い、です
なぜ余裕を持って合格できる高校でトップ層になる方が良いか
なぜそう言えるのですか
これは明確にデータが出ているからです
最新の大学合格実績を見てみましょう
ただし、各大学の教育内容の良し悪しではなくて、あくまで入試問題の難易度のレベルの話です
ましてそれぞれの大学に進学した人の良し悪しを言っているわけではありませんので、くれぐれも誤解のないようにしてください
はい
例えば、普通科トップの春日丘とB問題トップ層の寝屋川高校を比べてみます
春日丘で産近甲龍27名、次のランクと言われている外外経工佛(京都外国大、関西外大、大経大、大工大、佛教大)に4名、それ以下の偏差値の大学に進学している人もいます
寝屋川高校だと令和5年度入試の結果ですが、京大1名阪大3名神大5名公立大18名が現役合格しています
おお、B問題の寝屋川高校からも京大や阪大に進学している人がいるのですね
はい
このデータからも分かる通り、余裕のある高校でトップ層にいる方が、大学進学という意味では有利だと言えます
ちなみに寝屋川高校は現在高1の入試で国・数をC問題に変更しましたが、上記データの卒業生はB問題で入学しています
もちろん絶対とは言えないですが、春日丘にギリギリで入るよりは寝屋川に余裕で入ったほうが、大学進学では良さそうですね
そうですね。ただ、これはデータであって、生身の人間一人一人の話ではありません
国公立を目指したがギリギリダメだったから私立に行った、という生徒も少なからずいて、その合否の差は本当に紙一重かもしれません
最終的にどこの大学に進学しようが、どの大学も教育内容は素晴らしいところが多いと思うので中に入って頑張ることが大事だと思います
ちなみにどうして入学時の成績とは逆転現象が起こってしまうのでしょうか
1つ目の理由は入学してからサボってしまう人がいるからです
2つ目の理由は、ギリギリで入って学校の勉強についていけず、わかっていないのに大量の課題や難しいテストに追いかけられるパターンです
特に2つ目の理由だと本当に高校生活は大変なので、余裕のある高校を選んだ方がいいのではないか、と個人的には思います
参考にしてみてください
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