こんにちは、渡辺です。
先週の日曜日、表題の講演会に行ってきました。

当院、昨年の秋に移転した時に、大幅に滅菌システムを改善しました。
結構無理もして(苦笑)、滅菌のための機材も充実させました。
その影響もあり、当院は小規模な医療施設でありながら
かなり先駆的に取り組んでいる滅菌システムだと思います。
患者さんを守るのはもちろんのこと、
従業員スタッフを守るためにも、大切な事柄の一つです。

そんな甲斐あって、大型の機材関係や、滅菌システムそのものは
改めて講演を聞いても、ほぼ、合格点をもらえるシステムだと自負できます。

しかし、、
細かいところなどは、勘違いしている部分、
無駄に過剰にやっていたりする部分もあり
やはり、経年的な学び、そして、システムの見直しが必要だなっと感じました。

例えば、手洗い。
手指を清潔に保つために、極力手洗いを施行しているとおもいますが
アルコールによる手指消毒の方が、菌を減らせるそうです。
それも、ジェルタイプの方が、床にこぼしにくく良いのだとか。
石鹸関連は、手荒れも起こしやすく、
手が荒れていると、いくら洗っても、菌数は減らせないそうです。
ここでも予防が大切ですね。

また、環境消毒も、意味がないっと。
空気そのものを、除菌しようとしたり
患者ごとのユニットの清拭です。
あ、もちろん、汗かいてそれがついている場合などは
引き続き、拭き取りますよ。
嘔吐した場合など、次亜塩素酸の消毒を必須としていましたが
アルコールによる二度拭きで十分であり
尚且つ、効果が高いとか。。

そのほかにも、紫外線殺菌灯や酸性水関連も
明確なエビデンスはないのだとか。。。

こらからも、さらなる安全のために
日々システムは、見直し進化させていきたいと思います。