ナカムラです。

昨日、山本浩正先生主催のPEC ベーシックコースの2日目に参加してきました。

今回も盛りだくさんの内容でした!!

さまざまな文献やデータをかみ砕いて教えていただきました。

なんでこんなに面白いんだろう…
学生の時はと~っても眠い講義だったのに…

その答えは山本先生の最後の言葉にありました。
「今日お伝えしたかったことは
講義の内容のことというより、
皆さんに歯周病について学ぶことは今後もあること、
未知の部分があること、
だからこそおもしろいんだということです。」

そんなことをおっしゃられました!!
そうなんですよね、きっと会場で一番楽しんでいたのは山本先生かもしれないです。
なんでもそうですね、楽しんだ方が得るものは大きいものですね★

さて、今回、私が一番面白かったのは「歯周病菌」についての講義です!!

歯周病菌ってどんな菌?

講義では歯周病菌のプロフィールをつくって教えていただきました。
擬人化して教えてくださることが新鮮で楽しかったです。

嫌気性菌であり、グラム陰性菌、桿菌、付着装置持っていて
自己防衛できて宿主に攻撃できる装備もされている。
もし、アクションゲームなら向かうところ敵なしっといえるでしょう。
でも攻略せねばなりません!!
だからこそ、相手の特徴を知る!!

山本先生が講義中「そんな風に考える人はいないだろうけど…」っといいながら
グラム陰性菌についてのくだりで…
「グラムって1グラム、2グラムと違うよ~」っと。
グラムさんという方が見つけた染色方法だからグラム染色で、
グラム染色で赤く染まるから陰性菌、青く染まるから陽性菌というもの…。
「え~!!!!!!」
初めて知ったような衝撃!!
ずっとグラムの意味を知らないでいました…
1グラム、2グラムと思ってました…(恥)
昨日知ることができて本当に良かったです。
色の染まり具合の違いは、細菌の外側の構造の違いによるものです。
構造を知ってこそ、歯周病菌の多くが陰性菌でかつなぜ悪玉菌といわれるのか理解できたように
思います。

歯周病菌の攻撃方法や戦略の数々…

歯周病の研究の歴史は100年。
昔は細菌によるものとだけ考えられていたそうです。
今は、細菌だけでなく、環境、免疫、遺伝子…
そういったものも密に絡んでいるとわかってきています。

歯周病と我々との闘いはまだまだ続きそうです。
ですが、日々進化していると実感しました。

ありがとうございます!!