こんばんは、渡辺です。

土日と、お休みいただき、セミナーに参加してまいりました。
ずっとずっと、気になっていて
矯正の先生にお願いして、診療日・時間を変更して頂き
沢山の方に、協力してもらい、参加させて頂いたセミナー。

っが、、、

自分で臨床にどう取り入れるか?
物凄く葛藤しております。

頭では、わかっているんです。

教わった内容が、患者利益につながる事。
別段、特別な費用がかかるわけでもありません。
まぁ、一部材料が、保険適応外使用になるので
その分、ちょっと難しい位かな。

技術的にも、十分出来る内容。
いや、むしろ、今やっている内容の方が
よっぽど高度。
技術と練習は必要でしょう。

患者利益も大きいし、
コストもかからないし
予後もよさそうだし、
技術的にも、問題ない。

っが、、、

今一歩、臨床で応用しようと踏み切れない。

理由は、私の中での
既成概念。

今までの考え方と、明らかに違う内容。
今回のテーマに関して
この二年間は、著名な先生のお話をなるべく聞いてきました。
大体、皆さん、共通していて、枝葉が違う程度でしたし
引用される論文も、その捉え方も、大体理解できます。
しかし、その何方とも、相容れない講演内容。

今までも、講演会で聞いて
もちろん、全てを取り入れていたわけではありません。
色んな、諸事情があり、取捨選択しています。
時には、講師とまるっきり、
患者さんに対する、考え方・コンセプトが違うため
最初から導入する気もなかったものもあります。

っが、今回は違うんです。

根本の、患者さんに対する向き合い方は似ている。

っが、手段がどうしても私の中で受け入れがたい。

私は、臨床で「根拠」というものを重要視しています。
いわゆる、EBMという考え方。
文献的な根拠、患者さんの考え方の根拠、そして自分の技量。
そして、こんな報告があるように
例え、SRで肯定されていても、23%は二年以内に否定されるという事実も
分かっているので、勉強し続けています。

ですから、踏み切れないのは
私の単なる頭の硬さ。

よく、セミナーで参加者に問いかけます。
「あなたが、営業マンだとして
絶対に、買ってくれるよう説得出来る説明方法を得たいですか?」
大抵、皆さん、手を挙げてくれます
その後に
「あなたは、その製品を営業マンから買うとき
説得されて買いたいですか?納得して買いたいですか?」
皆さん、納得して買いたいですよね。

説得されたのかな~、
まだまだ、頭が固くて
講師の言う事に納得が出来ない未熟者です。