こんばんは、渡辺です。

きょうは、診療終了後に打ち合わせに行ってきました。
内容は、「ICDASⅡを利用した定期健診の開発」をどのように普及させていくか?

ICDASⅡとはむし歯の診断基準なんですが、
今まで一般的に歯科で使用されてきたものと根本的に考え方が違います。

今までの診断基準が、処置のため
ICDASⅡは、予防のため

でも、新しい基準はなかなか広まりません。
今までも、修復にしか保険点数が付いていませんでしたから
臨床医は基本的に、取り組もうと思わないのです

でも、中心になっている先生方は何とかこれを普及させようと頑張っています。
もし、これがきちんと普及すれば、「むし歯」の概念も変わるのです。
今までの考え方では、「むし歯」と診断すれば、切削介入の治療しかありませんでした。
でも、ICDASⅡで「むし歯」と診断しても、切削以外の介入治療もありえるのです。

つまり、疾患の概念が変わることで、
今まで、「予防」のために点数が無かった行為が
「治療」の行為になり、点数が付く可能性もあるんです。

唐突ですが、ここでメンバーのスライドからの問題です

小学生369名7606本の歯うち英国基準でむし歯と診断され切削治療が必要な歯は17本でした。
では、日学歯基準では何本でしょう?

答えはなんと、9倍の約160本!

診断基準が違うだけでこんなにも違ってくるんです。

このように、国民のためになる事、患者利益に直結することは
今後も積極的に取り組んで行こうと考えています。

スタッフの皆さん!
ちょっ~と仕事が増えるかもしれませんが
よろしくお願いいたします!
笑顔と健康のサポーター わたなべ歯科日記-ICDASⅡ