今回の豊洲市場の問題についてそもそも論として、マスコミの報道でよく見かける表現として「建物の下に土壌汚染対策の盛り土がされていなかった問題」というのは誤解を招いていますよね?
敷地全体を2メートル掘って土壌入れ替え最新の技術を投入した汚染対策の地盤改良をやっているので、建物の下だけまったく汚染への対策をせずに「謎の地下空間」で塞いだ上に市場を建ててしまったかのような「印象操作」が発動しています。
いつ、誰が、どうして、建物の下には盛り土をしない、その代わりに地下ピットを設けるという設計変更を行ったのか?
その責任問題の追求は今後の都政のためには必要なことかもしれませんが、汚染されていて移転には適さないかのような報道のあり方は、豊洲という地域全体への「風評被害」を植え付けることになり、築地の再整備を遅らせ東京オリンピック開催にも影響してしまうことを実質助長しているので、社会正義のための報道のあり方でないです。
早めに設計変更の責任問題と移転そのものの問題は切り離さないといけないと思います。
昨今の専門家会議でも「謎の地下空間」と言われている「地下ピット」の設置は、いろんな意味で (建物総重量軽減に貢献していて不同沈下対策になっていること、不測の事態対策の余剰空間としてなど) 理想的だという話が上がっています。
また環境基準の水とは、1日2リットルを70年間飲み続けても害が無いと言える基準です。それをやや上回ったヒ素が出た、ベンゼンが出たでまた騒ぐというのは如何なものでしょうか?
ポンプで上げて放出基準へと浄化し自然界に戻しても安全な水にすることを前提にしていて、それが未だになされていない水に対して騒いでも仕方ないことですし、第一処理したその水は飲まない水です。
あまりこのことに時間を掛けてしまうと本当にオリンピックに影響しますから、小池都知事はマスコミが騒ぐこの問題への対応についてその判断は早急に、そして責任問題として追求すべきことと移転についての問題点は別けて対応せねば、国ごと巻き込む大変なことになっていきます。
そもそもそういう事態に陥っていくことがサヨクやマスコミの狙いなんでしょう。
サヨクは突っ突き続けること、マスコミはそれを煽って報じることで飯を食ってますから、飯のタネが尽きないように長引くことが最も嬉しいので、彼らには何も期待してはいけないというのが都民、そして国民の皆さんの対すべき態度です。
そして、マスコミがこういった報道で世間の話題をさらおうとしている影には、何か報じるべきことを隠そうとしてはいないか?を感じることでしょう。
今回の豊洲問題報道の影での大問題は、日本の最大野党の党首が自分自身の出自をまるで把握せず、しかもそのことを明かさず隠して党首選に臨み、党員やサポーターの投票を回収した翌日になって初めて自分の把握は間違いであったと認めるような人間が党代表になってしまったことです。
そう、二重国籍のまま国会議員を続けてきた蓮舫のこと。
そして、彼女は事もあろうか、「今も昔も実現可能な政策提案しかして来なかった」と言い切っています。
呆れてものが言えません。。。。
こちらを追求することの方が余程社会正義ではないのでしょうか?