【奉祝 昭和節 「昭和の日」昭和天皇をお偲び致しましょう】
まずは本日4月29日「昭和節」について……
平成19年から4月29日は、「みどりの日」から
「昭和の日」へと改められ、「昭和の日」は、
昭和天皇をお偲びし、昭和という苦難の時代を
忘れないようにするためにという意義のもとに
定められたわけですが、本来は、明治天皇をお偲びし、
明治という時代を忘れないようにするための
「明治節」と同様に、「昭和節」とし、
戦前の「四方拝」「紀元節」「天長節」「明治節」の
四大節に、「昭和節」を加えて五大節として
お祝いされるようになることが望ましいと思います。
昭和という時代を振り返りますと、
戦後は歪められた歴史観によって、
昭和20年までを軍国主義と戦争の暗黒の時代、
そして、昭和20年以降を平和で明るい時代であった
かのような歴史として、転倒して語られることが
多いわけですが、真実はむしろ逆で…
昭和20年までは、日本国民にとっては非常に厳しい
試練を伴う苦難な時代ではありましたが、
国の独立と東亜の解放のための「大東亜戦争」を戦い、
結果として「東亜の解放」「有色民族の独立」は
略達成されました。
しかし反面、我国は敗戦による外国権力による占領という
有史以来の未曾有の悲痛な経験を甘受することになります。
顧みますと昭和20年以降は、「東京裁判」や「憲法押し付け」
等の過酷な占領政策を受け日本人は誇りと自信を失ってしまい
昭和27年4月28日の形式的な講和独立後もそれは変わらず、
現在にまで至っています。
ただ、そうした中にあって唯一日本国民の心の支えとなり、
将来に対する大きな希望であり続けたのは、
昭和天皇の御存在だったのではないでしょうか。
マッカーサーとのご会見や全国ご巡幸等、
今更、昭和天皇の御聖徳やお人柄は申し上げるまでもない
と思いますが、目覚しい戦後の復興をなし得た原動力には、
昭和天皇の御存在があったことを忘れてはならないと思います。
もちろん、天皇の御地位は、天照大神の子孫によって
受け継がれるもので、神の直系の子孫であることが
正統性の根拠であって、天皇の徳、不徳やその優劣に
あるわけではありませんが、
敗戦国の君主は、退位か追放、あるいは王制の廃止等
が通例ですが、敗戦の後も厳として天皇の御地位に
君臨せられ存続せられたことは国民の安定に
どれだけ寄与したか計り知れないものがあると思います。
いずれ近い将来、敵側から観た「太平洋戦争史観」
や「極東戦争史観」が払拭され、日本人自らの
「大東亜戦争史観」を取り戻す時が来ると思いますが、
世界史の流れを一変させ、世界史的な大変革を
成し遂げた昭和時代が、我国にとっても世界にとっても
いかに大きな意義をもった時代で、そうした激動の時代に、
昭和天皇という名君を戴いていた日本国民が
いかに幸福であったかを思わずにはいられません。
そうした昭和天皇の御代を後世に正しく伝えていくこと
が我々の使命であると考えます。
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拙が幼心に覚えている昭和50年でしたか、
記者会見に応じられた時のユーモアを混じえられ
親しみやすいイメージがとても印象的です。
その後、数十年を経て自虐史観から解けた時、
マッカーサーとの対面の際には
「テンノウは命乞いに来たのか?」
という彼の憶測とは裏腹に、
「私自身自分の命と引き換えに何よりも
国民の安全と食糧事情の改善と確保」
を御懇願して下さった…。
特に戦後御身の危険を顧みず戦後荒廃する
全国を行幸され、国民を癒し慰められた
御行動の素晴らしさ…。
まさに、荒廃に喘ぎ弱くなった国民への愛情に満ちた
「大和魂」を体現される名君ではなかったでしょうか?
本日はそんな「昭和天皇誕生日」であった日です。
今日、日本が日本であるのは昭和天皇の
慈愛に依る所が大きいのです。
国民はそういうことを噛み締めて、今日1日
過ごして締めくくって頂きたいものです。
ーーーさて、本題ですーーー
昭和天皇生誕の日に
皆さまにも非常に分かり易く
皇統保守における真の
「日本的民主主義」
について書かせていただきます。
日本人としての誇りを持って頂きたい
内容になっていますので、
是非読んで頂きたいと思います。
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十六菊の御紋章の意味
「十六菊の御紋章」「國章」について
天皇が政治を執り、国を治め給う事を
「シロシメス」と古代の言葉で言い表します。
”シロシメス”とは”知り給う”ということであります。
なぜ、そういうかと言うと、
日本天皇が国を治め給うのは、
”十六方向”すなわち、あらゆる角度の
すべての国民の声を聴いて治められるのです。
天皇の十六菊の御紋章は
十六方向の民の声をキクと言うシルシであります。
全ての方角の国民の声を天皇は聴き給うて、
すべての国民の願いに基づいて
国民の心を知り給う(即ちシロシメス)て
治め給う のであるから、天皇が国を治め給うのを
『シロシメス 』
といい、天皇政治がそのままに
国民の心をもとにした民主政治です。
ところが天皇政治がやめられた
現在の民主政治というのは、
名前は「民主」ですけれども、
民主党政権の頃などは、
政治が中国や韓国の意向などに
左右されるなどして、
とても日本国民の声がもとに
なっているとは言い難い政治でした。
だから、今の政治は「民主主義」だけれども、
天皇政治よりも余程民主主義ではないのであって、
むしろ「派閥政治」であります。
それですから、日本の国を本当に国民の心を
主にした政治が行われるためには、原点回帰し、
真の意味での天皇政治にならなければ
ならないわけであります。
そのためにも、抑圧のためのGHQ憲法ではなく、
日本人のための日本国憲法が必要であります。
・美し国(うましくに)
日本のパスポートの表紙は
「十六弁一重表菊紋」
菊の花言葉は「高貴、高潔、真実」。
「菊の御紋」は天皇陛下の紋章として、
大切に受け継がれているのです。
そして、畏くも天皇陛下より
信任を受けた内閣が五七桐花紋を、
衆参両院議員も「十一菊」を、
政治を司る者は天皇陛下の大御心を、
「努々(ゆめゆめ)忘るるなかれです」
そして、パスポートを所持されている方々は、
一人一人が海外でも日本人としての誇りと
自覚を持って活動して頂きたいですね。
なべちゃりん 拝