『記念艦三笠』を見学しています
我々バカップル。
先人たちの身体を張った闘いの
仕事場を拝見させていただき、
私は感慨にふけっていました。
ユニット・バスの原型のようです。
猫足の浴槽に、洋式便器。
ここが【海軍カレー】の故郷
なのでしょうね。キッチンです。
東郷平八郎元帥の肖像画。
明治天皇の肖像画もあります。
我が国帝国主義時代の名君です。
国家建設に多大なる尽力をされた
素晴らしい天皇でした。
今上天皇も皇太子時代にご観覧
されたのですね。
学生時代の秋篠宮殿下もご来艦
されたようです。
司令長官公室。
やっぱり洋館の中にいるようで
文明開化の匂いを感じます。
作戦会議だけでなく晩餐会にも
使用された空間です。
公室にあるキャビン砲。
赤い絨毯との対比が良いですね
大尉から中佐までの士官の公室。
「皇国の興廃此の一戦に在り、
各員一層奮励努力せよ」
(連合艦隊参謀・秋山真之の草案)
背後の掲示が奮起を呼び覚まします
今、実は各家庭に必要では
ないでしょうか?
主砲の内部構成について。
現在は内部の甲板は1層しか
ありませんので、火薬庫や
弾庫の層はありません。
このように、上部甲板(外部)
と中甲板(船内)の2層のみ
展示となっています。
※本来は、さらに下に2層
あるということです。
パネルで海軍の歴史を紹介して
いました。最初が江戸時代。
勝海舟の『海軍伝習所』ですね
ホテルで見た模型の咸臨丸の話、
勝の弟子であった坂本龍馬まで。
戊辰戦争のことや明治海軍の歴史
も書かれています
大きなパネル写真での連合艦隊
の勇姿です。素晴らしい。
東郷元帥が実際に着用されていた
軍装3着を展示しています。
元帥の身長は153cmと小柄でした。
NHKの『坂の上の雲』では確か
渡哲也さんが配役になっています。
2番砲室でやる気満々な人を発見(笑
15cm砲の操作法について、
4体の実物大の人形と音声を
用いて説明しております。
まだステディは元気です。
ペンネントという、海軍兵用の
軍帽前章です。よく見ますよね。
水兵帽の鉢巻きの部分に巻いて
用いる、アレです。
軍艦名が書かれているんですね。
前出の秋山真之のお兄さん、
秋山好古信三郎氏です。
日露戦争において、騎兵第1旅団長
として出征し、第2軍に属して、
沙河会戦、黒溝台会戦、奉天会戦など
騎兵戦術を駆使してロシア軍と戦い、
「日本騎兵の父」とも呼ばれた人物。
秋山真之淳五郎氏。
日露戦争では連合艦隊司令長官
東郷平八郎の下で作戦担当参謀となり、
この記念艦である第1艦隊旗艦
「三笠」に乗艦する。
旅順艦隊(太平洋艦隊)撃滅のため
旅順港閉塞作戦においては先任参謀
を務め、機雷敷設などを行い、
ロシアのバルチック艦隊が回航すると
迎撃作戦を立案し、日本海海戦の勝利
に貢献しました。
日露戦争における日本の政略上の
勝利を決定付けた大功労者ですね。
乃木希典陸軍大将。
日露戦争では留守近衛師団長から
旅順攻略のために新設された
第三軍司令官として参戦、
激戦の末陥落させたが、多くの
戦死者をだす。敵将ステッセルとの
水師営の会見は、日本武士道の精華
として賞賛された。
奉天会戦では左翼からの包囲攻撃の
主兵として力戦するも一歩及ばず、
ロシア軍主力は鉄嶺方面に逃れた。
戦後は学習院院長として皇族の教育
を担当し、1912年9月13日
明治天皇の大喪の日、妻とともに殉死。
国民的英雄として多くの伝説をうみ、
またその死は賛否両論をまきおこした。
あの“乃木坂駅”の乃木さんですね。
近隣に『乃木神社』があります…
これは三笠の模型ですね。
フムフム…
あれ?
ステディをまた見失いましたが…
何か、落ち着きがありませんね?
どうしちゃったのかな?
続く…