『軍港めぐり』を終えて休憩した
我々バカップル…
次に目指すは?
当然、トイレではありません!!!
ダイエー・ショッパーズから車で
たったの3分ほど。
そう、北方の脅威である、ロシアの
バルティック艦隊を日本海で撃破した...
(戦艦)三笠記念艦であります!!!
日露戦争において大活躍した連合艦隊
の旗艦を勤めた戦艦であります。
威風堂々、東郷平八郎司令長官像。
思い切って銅像に駆け寄るところ
でしたが、入場券は銅像へ向わず
手前の売店と軒続きで…
自販機があったかと思います。
大人500円。中高生300円。子供無料。
シニア(65歳以上)が400円でした。
堂々たる姿。
全長 131m
出力 1万5千馬力
常備排水量 1万5千トン
乗組員 860名…
日露戦争における世界初とも言える
『対艦射撃戦』 において、記録的な
大勝利を納め、現役を退いても
この地で保存が許された世界海軍史上
貴重な艦艇であり、戦後荒廃してもなお
元米太平洋艦隊司令長官ニミッツ氏の
ポケットマネーでの復旧運動を皮切りに
『三笠保存会』が昭和32(1957)年に
結成され、現在まで遺されています。
靖国神社にもある『戦艦大和』の
主砲弾でありますね。
最短30秒間隔で射撃することができた
46cm砲の砲弾。。。
この巨大な砲弾を遠方にまで 投射するのに
必要な装薬は、砲戦距離にもよるが通常は
230kgだったという。
初速は秒速780m、
最大射程距離は 42,030m
要するに30秒に1発打てて、
30秒後の砲弾は23km先の上空を飛び
約1分弱で最大射程距離である42km先の
敵を打てる計算ですね。。。
それより三笠の乗降口は?
どこなんでしょうね?
ありました。
勢い余って行き過ぎてたようです。
早速タラップを上がります。
上がると守衛小屋のような券察場
があって、多分保存会のボランティア
のおじさまが居られました。
上がってすぐ圧倒されるのが、
40口径・12インチ主砲。
30cm連装砲塔とも言い、戦艦の象徴
である主砲ですね。
最大射程 10km
砲弾重量 400kg
操作人員 40名
動力には水圧が採用されました。
靖国神社にある砲弾です。
右端が、前出の大和のもの。
比べてしまうと大きさの違いから
40数年の技術格差を伺えますが、
三笠は20世紀初頭としては最高の
威力と防御性能の軍艦だったのです。
艦尾を望みます。
対照的に現代ではマンションが見え
平和な生活感との対比が良いですね。
では、早速艦内へ…。
タラップ、かなり急傾斜です。
気をつけましょう。
何だか洞窟に迷い込んだような
感覚ですが、夏の激しい陽射しから
解放されたことの影響でしょうか?
まず、中甲板後部を降りてすぐにある
このお部屋は。。。
どうやら『艦隊機関長室』であります。
今は喫水線から上を陸続きに固めて
しまったため、下部2層が閉鎖されて
いますので見ることはできませんが、
このお部屋の真下があの有名な
日本海海戦の作戦参謀・秋山真之中佐
が使用していたお部屋にあたるようです。
NHKの『坂の上の雲』では本木雅弘さん
が配役されています。
『艦長公室』です。
プレートに歴代艦長の名が。
写真は、日露戦争当時の艦長である
伊地知 彦次郎 海軍大佐。
よく艦船のシーンで作戦台の上が
天窓で明るいですが…
実際、リアルにはこんな感じ。
黄海海戦(湾口閉塞戦)や
日本海海戦において戦死された
水兵の方々の肖像写真です。
貴方々のおかげで今があるのですね。
ありがとうございます。
戦死者の遺品なども展示されています…。
感慨に浸っていましたが。。。
何か、ステディがそばにいませんね?
一体どうしたんでしょう?
続く…