自分のための時間で
自分を癒すことも大事です。
私の場合、
YouTubeでのライブ鑑賞です。
特に・・・・80年代の音楽が好き。
80年代ですから良い映像は
あまり残っていませんが
Youtubeで救われました。
ここにある映像と音が
私のエネルギーです。
前半が少年時代で、半ばから後半が
思春期で、音楽・楽器デビュー期でした。
80年代の音楽界は、
●TVでお茶の間で楽しむ歌謡界と
●アーティストとしてのミュージシャン界の
双方に壁があって、
特に後者は
あまりメディアで紹介されず
知らされていませんでした。
しかし、後者のアーティストたちは
世界に進出していました!!!!!!!!!
特に、歌のないインストルメンタル系は
『世界に誇れる』 日本的な融合性で
暖かいメロディーに
ハイテクなシンセサイザーを
駆使したグループが多いですね。
ジャンルでいえば、テクノや
フュージョン(クロスオーバー)で
活躍するグループがあったのです。
テクノではYMOです。
ワールド・ツアーもやっていました。
皆さんご存知だと思うメンバーは
坂本龍一氏・
サポートで矢野顕子さんも
世界を回っています。
『RYDEEN』
http://www.youtube.com/watch?v=lQ10aFa2RgA&feature=related
『SOLID STATE SURVIVOR』
http://www.youtube.com/watch?v=9KwLhKgyA60&feature=related
『Behind The Mask』
http://www.youtube.com/watch?v=8rvDYFmq21w&feature=related
私はベーシストでもあるので、
生演奏の方がより好きになり
メロディーに『合いの手』をさりげなく出し、
リズムとコード進行の基礎となるベース。
出しゃばりすぎも、淡々とし過ぎもダメ。
適度に曲に 『減り張り』 を与える。
そんなベースが大好きになり
そして生演奏=ライブで楽しませる
エンターテインメントとしてのバンドを
求めていた時、
CASIOPEAという
インストルメンタル・バンドに出会いました。
ブッ飛びました!!!!!!
当初、このアルバムは、
世界進出の先行アピール
として、ヨーロッパのみでの
発売でしたが、ライブ収録して
観衆の声をカットしたため
ライブ感のある出来栄えに
日本でも発売になりました。
『Domino Line』
http://www.youtube.com/watch?v=zIK1Vn6Va3w
Jazz のアドリブ性と
Pops のメロディアス性
そして、歌がない分、
楽しませる演奏を基本とする
CASIOPEA
80年代半ば、ヨーロッパでは
日本の音楽文化は未知で
三味線・琴・鼓 など一部の
古典芸能しか知られて
いませんでしたから・・・・
そこにCASIOPEAが
ツアーで現われたために
『唯一、音楽で理解できた』
『見事なアンサンブルと
アドリブ性を兼ね備えた、
新しい価値観を生み出す
ことの得意な日本的なバンド』
と、高い評価を得ていました。
歌詞がない分、
言葉の壁がない
ために、
彼らは、
『歌うように演奏』
して歓待されました。
これで自分を癒します。
●気持ちよく演奏して
魅せる CASIOPEA。
それでオーディエンスも楽しむ。
自分を楽しませる。
ドラムスの神保彰さん作曲の名曲
『Living on a feeling』
http://www.youtube.com/watch?v=IRLNuyqYUsk
この曲は、コーラスや歌が
入っていますが、
私は歌ものを完全否定せず
高度なテクニックを持ちながら
オーディエンスを楽しませる
80年代のCASIOPEA
が大好きです。
特にアジア・ヨーロッパで
評価されたバンド
ではないでしょうか?
●評価されて凱旋帰国した
『夜のヒットスタジオ』での CASIOPEA。
『Halle』
http://www.youtube.com/watch?v=iLhKUM3y490
●司会の芳村真理さんが質問した、
フレットレス・ギターによる
珠玉のバラードがこれ。
『Long Team Memory』
http://www.youtube.com/watch?v=aoqRYfenqBY
↑この84年のロンドン公演は、
NHKのニュースでも
海外で評価されたことを
伝えています。↓
http://www.youtube.com/watch?v=nHNQYzZAktE
●ちなみに、完全に歌なし
テクニックバリバリの
CASIOPEAは、こんな感じ↓
『Orion』
http://www.youtube.com/watch?v=y_ISfreiGX4
『Zoom』
http://www.youtube.com/watch?v=B0QrUdGvILM
●海外で演奏する日本が誇れる1984年頃の
世界のCASIOPEAは、こんな感じ↓
『Take Me』
http://www.youtube.com/watch?v=YEjpsWDgAzA&feature=related
『MID-MANHATTAN』
http://www.youtube.com/watch?v=fkqxrsQtqcQ&feature=more_related
以上は、私の音楽界での
日本の遺産であり
世界に誇れる文化
だと思っています。
実は音楽の世界でも
世界に評価されていた
歴史があるのです。
今現在でしたら、やはり
坂本さんもそうですが、
ギタリストなら
渡辺香津美さん。
『UNICORN』 2010
http://www.youtube.com/watch?v=qQb4U2FkJo8
ピアニストなら、今は療養中の
絢香さんと紅白で共演した
上原ひろみさん。
『SPAIN』 ※ Latin jazzのスタンダードですね
http://www.youtube.com/watch?v=BRU1o-sCnqY
多分、音楽であれば
歌のないジャズやフュージョン
クラッシックなどでしか
世界に進出できないでしょうけど、
でも、
日本人のココロを受け継いで
融合した新しい価値を生み出す
若い世代のミュージシャン
が出てきて欲しいです・・・・・
なべちゃりん