人間には、年代という 『舞台』
があって、そこで演じながら
次の 『舞台』 に移っていく
ものだと思います。
その年代の 『舞台』 を演じ
きれなかった人たちは、
清らかすぎるココロの人の場合
他者に目が行き過ぎていたり
自分のことを見失っていたり
そのために 次の 『舞台』
を用意できないし慌てたり
ココロの病に陥ったり
するものです。
自己中心的でホリエモン的
経済や効率至上主義者は
単に合理的に理知的に
他者を省みず、勝手に
どんどん 『舞台』 を造り
独りよがりな演技を
繰り返すものです。
思春期には義務教育という
『舞台』 が用意されています。
それ以降は、
自分で『舞台』 を探すか、
自分で『舞台』 を造る以外
ありません。
そこから、ある程度自立する
ためには、ほとんどの人間が
『自分が自立するため』
これに8割以上のエネルギー
を注ぎます。
『舞台』 の主役になるべき
事業主・起業家になれる人
もいれば、
脇役として主役を支える人の
それぞれで良いし必要な人間です。
いろんなタイプの人が
いなければ烏合の集団
になるので
主役でも脇役でも裏方でも
何でも良いと思います。
家庭が持てたり、子供を
授かったりした頃には
家族という 『舞台』 を
護るために演じます。
子供の身体的・精神的自立
を持って、『舞台』 は一時
親子間で混乱しますが、
また、子供さんが自立すれば
『舞台』 は、『のれん分け』
が行われ、人類民族拡散が
なされたり、あるいは、
今までの 『舞台』 を子供さん
が相続し、親は脇役に回って
残りの人生を 『経験』 という
財産をエネルギーにして
『他者のためにできる』
ことに裂ける時間が増えてきます。
人間、何かのために生きています。
それは 『舞台』 の上で演じている
ことに酷似しています。
あなたの 『舞台』 がどんな所で
役割がなにか?
『他者のために』 演じる面と
『自分のために』 演じる面と
バランスは人それぞれで
各自、年代や事情を含めて
第三者がどうこういうべき
ではありません。
いまは 日本という 『舞台』
が崩壊し混乱しています。
あなたにも、護るべき人がいて
大切な 『舞台』 をお持ちでしょう。
でも、日本という 『舞台』 が
崩壊しそうであれば、
あなたの大切な『舞台』 も
無きモノとされていく
かもしれません。
あなたがどこの 『舞台』 の主役
か知りませんが、
今はその主役の役割を減らす
部分を作り、東北の被災者の
『舞台』 造りに協力して下さい。
困っている人に手を差し伸べる
ことは、結局は自分のためでもある。
他者のためになることが
自分のためになるんだ
改めて、骨身に感じています。
こういうことに気づいてくれる人が
一人でも多くの日本人だったんだ
と、誇りを持って言えるように
なる日を展望し、
いろんな 『舞台』 が素晴らしい
ものとなることをせつに願って、
できることやりましょう。
さし当たって、私は買い物の際
募金箱が置いてあれば、お釣りは
ほとんど募金に回すことに
しています。
どんなカタチだっていい。
皆さんもやって下さい。
人生の 『舞台』 のお話は
また、平時に書いてみたいと
思います。。。
なべちゃりん