はーい!NABE CAMPです。
毎週末のお楽しみ
お庭で、DIY!!
入荷した部材から
徐々に加工へ入っておりますよ
今回入荷した部材で加工は
終了
入荷したのは
板付きナットM8です
ネーミングの通り
板材にナットが溶接されたヤツです
使用用途は、主に
壁面に、ボルトを施工する際に使います。
この鬼目ナットも同じ使い方をします。
違いは、強度と施工方法だけです
鬼目ナットは施工面に
ねじ込むタイプの金具です。
下穴径と深さが重要になります
画像はお借りしております
施行する材質によっては
抜けたり、回転したりするのが弱点です
その点、板付きナットは
4ヶ所をビス止めするので
画像はお借りしております
回転することもなく、抜けにも強い
金具です
強いて言うならば、見た目が
スッキリしない点でしょうかね
今回、板付きナットにした理由は
作業が進んでから、ご説明します
この板付きナットも、ひと手間加えて
成形が必要です
施行する場所のサイズが38×38
に対して、この板付きナットのサイズが
40×40と2㎜ほど、大きい(方肉で1㎜)
納まりの良いように加工しましたよ
バッチリです
ナットが隠れる様、施工したいので
フレームにφ15ミリのザグリ穴処理
をしていきますよ
木工用のザグリ専用ドリルです
φ15㎜~φ35㎜まで
5㎜刻みで太くなってます
M8ナットの対角が14.7㎜なので
ほぼ、ジャストにナットが隠れます
ボルトの頭が隠れる様に
仕上げるのがザグリ加工です
同じ位置に、どんどんあけていきますよ
こんな感じで、8本のフレーム
計16ヶ所にザグリ完了
ビス止め用の下穴加工
4ヶ所を施していきます
まず、板付きナットのナット側を
ザグリ穴にセットします
ドリルの下穴加工用の誘導穴を
キリや千枚通しであけます
この位置がズレると
当然、ドリルもズレます
なので、全集中の呼吸です
この誘導穴に倣って
ドリルで下穴加工を施します
今回の様に、木材のキワ近くにネジ込む
際は、特に割れが生じやすいので
ネジ径に近いサイズの下穴加工を
施してあげる必要があります
インパクトドライバーで
ビスをネジ込む際も
一気にネジ込まず
最後は手締めが安全です
施行部分がキワの場合です
ドライバーを使い
手の感触と木の感触で
ネジ込んでいきます
この時、木が、ピキッとか パキッ
とか鳴ったら、割れる前兆ですので
慎重に作業を進めます
全ヶ所をビスで止めたら
これで、フレームの完成です
ここで、先ほどの
同じM8のボルトをねじ込む
のに、鬼目ナットではなく
板付きナットにしたかと言うと
ステンレス脚をねじ込んだ時
この板がストッパーの役目を
果たしてくれて、強くねじ込む事が
出来るからです
これが、鬼目ナットだと
強くネジ込んだ際に
抜けたり、回転したり
する可能性があります
それと、木材がストッパー
になるので、食い込みが
生じ、脚の高さが
まちまちになって
しまいます
何度も、付け外しする箇所
なので、用途に応じた
施工方法です
基本的に、同じ強度の材質同士で
接合すると良いでしょう
これで、加工部品の全てが
完成です
後は、アジャスターを待つだけ
早く、入荷しないかなぁー
次回は、完結、組み立てです
それでは、また