まともじゃない… | 闇鍋日記

まともじゃない…

このところ連日報道されている大阪府大阪市天王寺区の一斗缶遺体置き去り事件ですが、最近の殺人(まだ決まった訳ではありませんが)事件て何でこんなに遺体を切り刻むんでしょうね?
昔は『バラバラ殺人』なんて言ったら猟奇的事件として大きく報道されていたはずですが、最近は報道する側もされる側もあまり驚かなくなってしまったような気がします。考えてみると遺体の一部を切り取ると言う行為で有名になった事件と言うと我が国では昭和初期に起こった所謂『阿部定事件』が有名ですがこの時の阿部定は現在なら考えてられないほど罪が軽く(懲役6年)済んでいます。
また海外での代表的猟奇事件と言えば19世紀のイギリスはロンドンを恐怖に陥れた『切り裂きジャック』でしょう。こちらは結局、事件未解決のまま迷宮入りしています。
大阪の事件の特異性は遺体の一部を一斗缶に入れて公園等の目立つ場所にいかにも発見されるように置いて行った事です。目撃者も何人かいるのですが人の記憶とは曖昧なもので若い男女だと言う目撃談もあれば年寄りの男性であるとの話もあるようです。
少し前に起きた『酒鬼薔薇』にしても何ともすっきりしない結末でしたし、こうした猟奇的と言われる事件は解決される確率が低いのではないかと勘繰ってしまいます。仮に犯人が逮捕されてもその後に待っているのは精神鑑定と言う半冤罪ですしね…。
人が人を危める時の精神状態は普通に考えるならばまともではないのだから精神鑑定で異常が認められたからと言って罪が軽くなったり罪そのものが問われなかったりするのは絶対に間違いです。
罪に問わないならば精神に異常が認められた時点で病院に入れて出さないようにしないと。
日本の刑法はどこか変です。