やっぱり偉大です | 闇鍋日記

やっぱり偉大です

ついさっきまでテレビでアニメソングの番組を見ていました。
私の世代はアニメ全盛期と言える時代に小中学生時代を過ごした事もあって一万人にアンケート調査を行って決定したというベスト30を発表する形の番組をついつい見てしまったんですね。
一万人と言ってもどの世代を中心にアンケートしたのかが判りませんし一概には言えませんが一位が『タッチ』二位が『宇宙戦艦ヤマト』だった事を考えると私ら世代をメインにアンケートを行ったような気がします。
もちろん世代が若くてもポケモンやちびまる子ちゃん等大ヒットした曲はしっかりランクインしていましたし鉄腕アトムや鉄人28号と言った私がリアルタイムで見ていない時代の作品も入っていたので幅広い層にアンケートをしたとは思うのですが…。
私の世代(昭和40年代~50年代)のアニソン界には御三家プラスワンと言われる歌手がいました。
御三家とはマジンガーZの水木一郎、宇宙戦艦ヤマトのささきいさお、化学忍者隊ガッチャマンの子門真人でありプラスワンはキャンディキャンディの堀江美都子なんですが今日の番組には芸能界を引退した子門真人以外の三人が顔を揃えたんですね。これはなにげに凄い事で昭和40年代のアニメソングはほとんどこの人達が歌っていたと言っても過言ではないと思います。今でも『兄貴』の尊称で呼ばれる水木一郎はマジンガーZやグレートマジンガー、コンバトラーV他、永井豪作品のほとんどを歌っていましたし、ささきいさおと言えば松本零児と言うくらいでヤマトの他に銀河鉄道999、キャプテンハーロックがあります。堀江美都子にいたってはキャンディキャンディ、花の子ルンルン、秘密のアッコちゃん等少女マンガ系のアニメを一手に引き受けていた時代がありましたからね。
この三人が偉大だと思うのはよくやる懐かしのメロディ番組で出る過去の歌手のほとんどが年齢的な衰えから声が変わってしまったり出なくなってしまっているのに対して昔からほぼ変わらない声と声量を保っている事です。彼らにはいつまでも変わらない声で歌い続けて欲しいと思います。だってアニメソングは他の流行歌と違ってまさにエバーグリーンな物なのですから。