マイケルの死に思う
我が国では10年ひと昔なんて言い方をしますが欧米でも10年を一区切りにして物事をとらえる考え方があるようです。いわゆる『ディケイド』と言う物ですが洋楽にもあてはまるようで10年間を代表するスターが現れて後の音楽界に多大な影響を与えています。ロックと言う音楽が生まれたのは1955年と言われていますがここからの10年はエルビス・プレスリー、次の10年がビートルズと言うのは誰も異論の無いところでしょう。そしてビートルズ後となるとこれはロックの多様化と共に好みにより変わると思います。私のようなプログレ好きならピンクフロイド、ハードロックが好みならレッドツェッペリン、もっと軽いポップスが好きならカーペンターズと言った具合です。そして次の10年、ここにマイケル・ジャクソンが入ると思うんですよ。80年代はまさに彼の時代でした。彼こそは真の意味で白人と黒人の垣根を超えた最初のロックスターであったと思います。そんな彼が初の黒人大統領が誕生した年に亡くなったのは歴史の皮肉としか言いようが無いのですが彼の前と後では明らかに黒人音楽に対する考え方が変わったと思うのですよ。マイケルがいなければ後に出て
くるホイットニー・ヒューストンもマライア・キャリーもビヨンセだってあそこまでのスターになっていなかった事でしょう。今年で2000年代の10年が終わります。はたしてこの10年を代表するミュージシャンは誰だったのでしょうね?
くるホイットニー・ヒューストンもマライア・キャリーもビヨンセだってあそこまでのスターになっていなかった事でしょう。今年で2000年代の10年が終わります。はたしてこの10年を代表するミュージシャンは誰だったのでしょうね?