不思議な因縁
昨日のプロ野球セパ交流戦で目に止まった事が二つありました。一つは実に派手な記録です。ロッテ対広島において6回裏ロッテの攻撃でなんと打者20人12安打15得点しかも相手はついこの前まで連続イニング無失点をしていた大竹と言うのですから恐れ入ります。長いプロ野球の歴史を見ても今までの記録は13点、大リーグを見渡してもこれ以上の記録は40年以上前にレッドソックスが記録した18得点があるのみと言う記録ずくめの回になったのです。どうもロッテというチームは連敗の時もそうでしたが歴史的な日の主役になる何かがあるみたいです。
そしてもう一つ巨人対オリックス戦で開幕から連勝を続けていたゴンザレスに土が付きました。六月に入って負けない巨人が勝てないオリックスから苦杯を舐めるというのも皮肉ですがゴンザレスが並んでいた連勝記録の相手がかの戦前戦中に大活躍し投手最高の栄誉とされる沢村賞に名前を残す大投手、沢村栄治だったのですから私はどこからか『俺の記録を敵国の奴なんかに抜かせるんじゃねぇ!』と沢村自身が言っていたような気がして不思議な感覚に捕われました。
奇しくも今日六月十二日は沢村が第一回の表彰選手の一人として奉られている野球殿堂が開館した日でもあります。
そしてもう一つ巨人対オリックス戦で開幕から連勝を続けていたゴンザレスに土が付きました。六月に入って負けない巨人が勝てないオリックスから苦杯を舐めるというのも皮肉ですがゴンザレスが並んでいた連勝記録の相手がかの戦前戦中に大活躍し投手最高の栄誉とされる沢村賞に名前を残す大投手、沢村栄治だったのですから私はどこからか『俺の記録を敵国の奴なんかに抜かせるんじゃねぇ!』と沢村自身が言っていたような気がして不思議な感覚に捕われました。
奇しくも今日六月十二日は沢村が第一回の表彰選手の一人として奉られている野球殿堂が開館した日でもあります。