DFについての一考察(ジュニア編) | 「おふさいど」は反則です。 第2章

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北陸で約10年。ローカルルールに疑問を抱きならが生活しましたが2010年1月末に北九州へ強制送還。ラグビー生活が中心で趣味が仕事で仕事が趣味・・・ではないけど、まぁ適当な日記です。

ジュニアは12人制。

FW5枚、BK7枚

です。

セットプレー、ストラクチャー、アンストラクチャーと大きく分けて3つのシチュエーションからのDFについて考えてみる。

とその前に、用語の定義。

セットプレー… スクラム、ラインアウト、リスタート(キックオフやドロップアウトを含む場合もあり)
ストラクチャー… セットプレーからのアタック
アンストラクチャー… 崩れた局面からのアタック。ターンオーバー、カウンターアタックなど、セットされていない場面からのアタック。


セットプレーの場合。
スクラムの場合、DFはスクラム最後尾から5m、ボール保持側(AT側)のSOは、それ以上離れている事が多い(トップではSOがゲインライン付近に先に仕掛けることで、FWのDFを前に出すこともある)。1対1のシチュエーションではあるが、一人一人のDFスペースが大きいため、ドリフトするのが一般的。

ジュニアの場合、パススピードも、AT側の上がりのスピードも早くないので、1つ外側を見る事が多い。
通常自分の対面をマークするところを、SHがSOのインサイドを抑え、SOがインサイドセンターのインサイドを抑えると言うように、始めから1つ外のプレーヤーをマークすることがある。

パスコースをなくさせることと、DF側は1枚余った状態になるので、センターで捕まえたとしても、外にDFが足りないという事がないようにしている。
15人制になると、「同じ考え」であっても、DF方法が変わってくる。ボールキャリアを頂点に、対面とインサイドの2枚でDFを抑える方法に変わる。ボールがパスされると、対面になっているDFはボールキャリアのインサイドDFに当たり、当初の対面はそのまま抑える。

マンツーマンでありながら、インサイドからも抑えるので、ボールを外に追いやることができるのと同時に、Wタックルに入りやすく、タックル成立後、DFとATがブレイクダウンで1:2のシチュエーションになるため、ドミネート(支配)しやすくなる。

エリアによっては、詰め(シャローディフェンス)にて対応することもある。DFは内側のプレーヤーより外側のプレーヤーが前に出ることなく、ワンラインを形成した状態で、DFラインを押し上げる。コミュニケーションがとれない状態で行うと、すれ違いざまに抜かれる。
ジュニアによくありがち。

フェーズが重なり、DFが多くなった場合、シャローにしてATにプレッシャーをかけ、ボールを蹴らせる、ミスを誘発させることもできる。

ストラクチャーの場合、ATはディフェンスのストレッチを誘い、スペースを作り出す。そのために、ペネトレートしたり、サインプレーを行ったりする。
ストラクチャーの場合、AT側の意図している攻めができると、DFが足りなくなる。
その場合は、ドリフトや、フロートディフェンスを行い、味方のバックアップを待ちながら、DFの人数を揃える必要がある。

アンストラクチャーの場合、AT側のミスなので、DFに変わった途端、ギャップができている事が大半。その場合、AT側の原則は、外にボールを運ぶことでスペースに仕掛けるのがセオリー。なので、ボールに近いDFプレーヤーは、後方にまっすぐ下がりつつ、外のDFプレーヤーは前に出ながらワンラインを形成し、タッチラインに対してスライドしながらディフェンスの目を小さくしていく。

これを、内のDFも外側に追っていくと、外側に大きなスペースができるため、次のフェーズでDFが足りなくなる。

15人制ではできるDFも3枚少ない人数でDFを行うとなると、それだけで別のDFシステムを構築する必要がある。

まぁ、どんなにシステムを構築しても、タックルができないと、そのシステムも崩壊するんですけどね。

ディフェンスシステムの構築で必要なのは、
共通の判断基準
縦と横のスペース
経験値と共通認識