ラインアウトの一考察 | 「おふさいど」は反則です。 第2章

「おふさいど」は反則です。 第2章

北陸で約10年。ローカルルールに疑問を抱きならが生活しましたが2010年1月末に北九州へ強制送還。ラグビー生活が中心で趣味が仕事で仕事が趣味・・・ではないけど、まぁ適当な日記です。

ELVから競技規則が確定しました。
ラインアウトについて、何がどのように採択されたのか、おさらいしてみましょう。

1.ラインアウトに参加する人数はボール投入側が決める。ELVのときは、多くても少なくてもよかったですが、人数はELV前と同じく、投入側より多くなってはいけません。

2.レシーバーは、ラインアウトが開始されるまで、味方のラインアウトプレーヤーから自陣ゴールライン側に2メートル以上離れ、さらにタッチラインから5メートル~15メートルの範囲に位置しなければならない。

3.ボールを投入する側でないチームのプレーヤーは、ラインアウトが形成されるとき、自チームの側のタッチオブラインと5メートルラインの間にプレーヤーを1 名置かなければならない。このプレーヤーは、ラインオブタッチから2メートル離れ、また、5メートルラインから2メートル離れて立たなくてはならない。

4.プレーヤーは、ラインアウトの形成を待たずに、クイックスローインをすることができる。

大まかにはこの4つ。

ないがしろにされているのは3番目の「ラインオブタッチから2m」という部分。
実際、ラインオブタッチから2mとなると、ラインアウトを形成している先頭のプレーヤーは、ラインオブタッチから50cm離れていますので、それより後にいることになります。でも実際、離れてないですよね。
競技規則上では「ラインオブタッチから2メートル離れ、また、5メートルラインから2メートル離れて立たなくてはならない。」と場所を限定されています。

レシーバーの場合は「味方のラインアウトプレーヤーから自陣ゴールライン側に2メートル以上離れ、さらにタッチラインから5メートル~15メートルの範囲に位置しなければならない。」ですから、ラインアウトを形成しているプレーヤーから2m以上離れ、5mから15mの間にいればいいので、ポジションについては限定されていません。 しかも、レシーバーは必ず置かなければいけないわけでもありません。

5mのうちにいるプレーヤーの位置が、スローワーに与える影響を考えると、しっかり下がってもらいたいと思うのは、スローワー経験者だからでしょうか?


ほんとは、ラインアウトのオプションについて書くつもりだったのですが、まったく違うことを書いてしまいました。(笑)オプションいついての考察はまた今度。