浅間山 一期一会
本日、夜明け3時間前に到着、まだ時間があると思い仮眠、しかしアラームもかけずに寝てしまい目が覚めた時すでに夜明け、急いで出発の用意をし表へ、思っていた以上に暖かく気温は3℃ほど身は引き締まるがこの暖かさに感謝してすぐに出発
一の鳥居を越えしばらく行くと噂に聞いていた薪運びのお願い札が現れた。
しかし、薪はすでに運び上げられたようで残っているのは太さ25㎝弱の丸太が一本、とりあえず動かして見ると普通に重いというより重すぎる声に出して無理無理と言うが誰が聞いているわけでもなく近くに倒れていた杖のような枝を替わりに持って前へ進む。
不動の滝を経て二の鳥居に到着、すると脇に薪の山、これが本命かと納得し5本ほど持って行くことに決めた。
これが思った以上に重く大きなロスタイムとなる。
(火山館に着いて解ったのですが最初に見たお願い札は去年のでした。)
予定時刻より30分以上の遅れ、なんとか火山館へ、中に入ると朝の連続小説「てっぱん」が放送されており小屋の管理人さんから頂いたお茶を飲みながら私も一緒に見入ってしまう、今日の天候、路面の状態を教えていただき小屋を後にする。
登山道の両サイドは山がそそり立ち天気も良く絶景でした
しばらく進むとJバンドの分岐に出る。そのまま直進すること数十分で樹林帯を抜ける。
足元には、数日前に降った雪、正面には雪化粧の浅間山
足元をよく見ると新しい足跡が一つもない・・・念のため言うが私は初心者だ。
少々不安になりながらもアイゼンも持っている、今年の春先にも使っているから大丈夫と再確認し前進。
気が付くと雲に囲まれており本気で不安になった、振り返って後続者でもいないか確認するが雲でみるみる視界が悪くなり念のためアイゼン装着、黙々と進むが気温が1℃に頬や耳が風で痛く飲料水のチューブ(管)まで凍りつく始末、どうして良いか解らない中で雲が晴れないかと立ち往生、もう少し勉強しておかなければいけなかったと反省しつつ状況の変化を待って見るが13分経っても状況に変化なし、ただし私の気持ちはどんどんマイナスに・・・大事になる前に下山をと思い下山開始、7割ほど登っていたように思うが暖かい時期にリベンジと思い諦めた。
15分ほど下ると前方に登山者が!私と同じ単独行だ、諦めていた私に希望が (^-^) 同じ位置まで行った時正直に言って見た、天気悪いし・・・風強いし・・・不安だし・・・初心者だし・・・ブツブツ・・・最後にひとつ伺って見た「迷惑でなければ着いて行っても良いですか?」以外な一言「いいよ」と私に登頂の可能性ができた。意外と体力を消耗していたが頑張ってついて行くことになった。
私の為に足場を作りながら一歩ずつ登ってくれているのが伝わった、アイゼン装着時の歩き方、雪道の選び方、色々なことを教わった。私が少し遅れると景色を見ている振りをして黙って待ってくれていることに感謝しながらパンパンのふくろはぎを一歩一歩進めなんとかシェルターにたどりついた。この時点でもほぼ登頂気分の私。
シェルターで小休止ののち荷物をシェルター内に置きカメラを持ち二人で山頂を目指す。
緩やかな道に見えるがこの先、雪に足がはまり思うほど進まない。
それでも足を前に進めれば登頂出来るんですねヾ( ´ー`) 実感そして感動
ひとり、大声で ヤッター! 登頂記念の撮影を済ませ寒すぎるのですぐに下山
後は、ひたすら下るだけ火山館で挨拶を済ませ再び下山開始、かもしか平に来ると「見た?」と「僕は見ませんでしたが・・・」お互い見ていないんだね、と言うことでしばらくすると目の前にかもしかが距離にして3~4mの距離、かもしかが逃げないので一枚パチリ大きい体に意外とかわいい目が印象に残った。
下山後、天狗温泉 浅間山荘 にて汗を流し先導して頂いた方に感謝の気持ちを伝えた。
今、解ることは、35年以上登山を続け神奈川県川崎市在住、山々の姿をカメラに収めている人と言うことだけ
この日の浅間山登山者は私と同伴戴いた方2名のみ不思議な出会いを想い「またどこかの山で会えたら良いですね」と言われ登山口を後にした。
先導いただき登頂させていただけたことを重ねてお礼申し上げます。
ありがとうございました。



