雨天という天候。
行くか行かないか。
やるかやらないか。
食うか食われるか。
自問自答を繰り返すも
未だその答えは出なかったんだ。
鳴る電話。うっすパイセン。
いつもお世話になっておりますうっすうっす。
「もしもしお疲れすー」
「よー海行った?」
「いや、実は迷っ「行こうぜ」
「あ、はい」
いや、できるんだ。できるんだけど…ね。
昨日の波のが良いからさ、億劫なるよね。
ここは絶対できると過去の経験を元に推測したのになんなん?経験不足なん?まぁそんなもん。
波チェックで歩いていると…
オーストラリアの「バイロン・ベイ」ってとこで買ったTシャツ来てたら、オージーっぽい外人に話しかけられた。当然言葉はわからない。
「○▽?×△□バイロン・ベイ!フゥ~!」
「いいっしょこれバイロン・ベイ!フゥ~!」
包む静寂。流れるのは微妙な空気。
自分、先輩、外人の3人だけが世界に存在しているかのような感覚。まさに宇宙の真理である。
その外人が「お、おう」的なリアクションをしたことだけは理解した。おっけグローバルぅ。
あ、フゥ~。
そのまま陸でカットバックぶーん。
【condition】
サイズ :腰前後
風向 :北東→無風
人数 :10人
ウェット:シーガル
雨降ってたからちょっと寒い。
昨日よりサイズなく、パワーもなく、数もない。
是非もなし。まぁそれっぽくやれる波もあったから良しとしとこう。
ミドルからインサイドがやはり深い。
1発台風こないと決まらねーよな地形。
途中、無風になったから水面だけはツルツル。
無風で空が曇ってる日にたまーにあんだよな。
水の色と空の色が重なり
その「境」が見えなくなる。
不思議な感覚。
波乗りには適さない。
波が見えない。